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ルールを守ることが常に正しいとは限らない〜当たり前を見直そう〜

働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。小川由佳です。
世の中にある沢山のルール。中には当たりまえすぎて、無意識のうちに身体がルールにのっとって動くものもあるのではないでしょうか。

1 ある日の病院での出来事

私は、体質改善のため、
婦人科の病院で定期的に
漢方薬を出してもらっています。

以前、その病院に行ったとき、
おもしろいことがありました。

診察券を、受付においてある診察券ボックスに入れ、
受付の手続きをして、待合室のソファに座ろうとしたら、

「月初めなので、保険証をお願いします」

とのこと。

なので、保険証を出して、
受付の方に手渡そうとしたら、

「ここに入れてください」

と、空っぽの診察券ボックスを示されました。

2 受付の方も忙しかったのかも… 

「え・・・?」

まさに向かい合って話している状態であるのに、
2人(受付の方と私)の間にある診察ボックスを示されたことに
不意を突かれ、ちょっとたじろぐ私・・・。

「あ、でも、忙しいから保険証は、後から手にしたいのかな」

そう自分を納得させながら、診察券ボックスに保険証を入れると、

受付の方は、間髪入れず、その診察ボックスから
保険証を出すではありませんか!

「だったら、手渡しでもよかったんじゃ・・・」

不思議な気持ちになると共に、
おかしさがこみ上げてきました。

■次のページへ>>>ルールは何のためにある?

3 ルールの目的とは?

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私(患者)にルールを守ってほしかったのでしょうか。

でも、受付の方が他に仕事をしていたわけでもない。
あのシチュエーションだったら、
ルール通りでなくても、臨機応変に手渡しにした方が、
受付の方にとっても、効率がよかったのではないかな。

と考えてしまいました。
もちろん、受付の方には別の意図があったのかもしれませんが…

もしルールが、
ルールを守ることのために存在するのだとしたら、
それって、ちょっと変ですね。

手段が目的化してしまっているような・・・。

4 そのルールは何のためにありますか?

ルールは、そもそも
業務を効率化するためにあるのに、
本末転倒のような気がしてなりませんでした。

でも、こういうこと、
実は、意外と多いのかもしれませんね。

(私を含め)本人は気づいていないけど、
手段がいつのまにか目的となってしまっていること。

例えば、

なんか違うなあと思いながらも、
一旦、やると決めたから、
止めちゃいけないと思ってやり続けているとか。

「そもそもの目的って、何だったの?」
「目的から外れていませんか?」

そんな問いかけが、
たまにはあってもいいかもしれません(^^)

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