働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。Woo!ネタリスト 人活®心財育成トレーナーのあ~ちです。
人間関係においてコミュニケーションが大切であることはわかっていても、
思ったようにならなかったり、感情が抑えられなかったり。。。
実はそこには『心のしくみ』があるのです。
1 自立とは
ここでいう自立は、自らが決めて、自らが行動し、自らが責任をとる(気持ち・考えがある)こと。
「子どもが早く自立してくれたら・・・」
「部下が早く自立してくれたら・・・」
など思うことがあるかもしれません。
もちろん、経済的な自立や一人で営業や仕事ができるなど、どこに視点を置くかによって評価は変わります。
しかし、ここで話す “心の自立” は大人だからできているわけではなく、
子どもだからできていないわけではありません。
子どもで自ら決めて、自ら行動し、自らやりきる子はいます。
大人で自ら決められず、自ら行動できず、自らやりきり責任が取れない人はいます。
では“心の自立”ができる人とできない人の違いはどこにあるのでしょうか?
2 人は疑うことで弱くなる
育ってきた環境は人に大きな影響を与えています。
これは、日々、コーチングセッションを行う中でつくづく思うことです。
特に近くにいる大人である親や祖父母、兄弟の影響は大きいものです。
大人になってからでも、上司などの影響も関わってきます。
どのようなことが影響するのか?
それは “疑われる” ことから始まります。
子どもが何かをしようとしている時に
「〇〇ちゃんにはそれはできないよ」
「○○ちゃんには無理ね」
「○○ちゃんはお兄ちゃん・お姉ちゃんとは違うんだから」など
これらは大人側に“できない”という前提があり、“できる”ことを疑われている状態です。
これを言われた時、子どもは、もともと「できる!」と思っていたにも関わらず
「自分にはできないの?」と自分を疑い始めます。
そして、できると思っていたことが、できないと言われることで、自分を信じられなくなり、
大人の言うことに、自分を合わせて生きるようになります。
子どもの頃にできたこの記憶は、無意識の領域に存在し、
大人になっても上書きされない限りずっと続くのです。
そしてここで最も重要なポイントは「この疑いを持っていたのは誰か?」というところです。
子ども自身ではなく、親を含む大人たちであるということです。
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3 人は信じることで強くなる
私たちは、自分を信じてくれる人がいるとそれに応えようとして行動し始めます。
いつでも信じて、見守ってくれる人がいると、安心して行動できるのです。
もし違うことをしていたら、そのことを問うてくれて、
答えを導き出してくれると、自ら行動し始めます。
信じられている自分を信じることをし始めます。
もともと子どもの頃は、自分を信じるということすら意識せずに
「自分はできる」と思い行動し始めます。
そして、その行動を大人が信じて後押しすると確認でき、
確信へと変わっていくのです。
そしてここで最も重要なポイントは「子どもができると信じているのは誰か?」というところです。
4 人を信じるために必要なことは
ここまで子どもと親を含む大人という視点から話してきましたが、
これと同じようなことは、企業でも起こっています。
ただし、同じように起きない場合もあります。
それは部下が自分を信じている場合です。
上司がいくら部下を疑ったところで、部下は自分ができる方法を考えて行動しますし、
また自分を信じてくれる人を探し出す行動を始めます。
この時に問題であるのは、疑っている上司の中にある“恐怖心”です。
人を信じるためにまず必要なことは、『自分を信じること』です。
自分を信じていない人は、人のことを信じることはできません。
自分が育ってきた環境の中で、自分を信じられなくなったのであれば、
それは解決することができます。いくつになろうとも上書きはできるのです。
どうぞ大切な自分を信じて、自信ある自分で、望む自分の人生を歩んでください。
そして自分にとって大切な人を信じて、育ててください。
そうすることで心の自立ができ、私たちの周りに豊かな世界が広がり始めることでしょう。
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