3 人は信じることで強くなる
私たちは、自分を信じてくれる人がいるとそれに応えようとして行動し始めます。
いつでも信じて、見守ってくれる人がいると、安心して行動できるのです。
もし違うことをしていたら、そのことを問うてくれて、
答えを導き出してくれると、自ら行動し始めます。
信じられている自分を信じることをし始めます。
もともと子どもの頃は、自分を信じるということすら意識せずに
「自分はできる」と思い行動し始めます。
そして、その行動を大人が信じて後押しすると確認でき、
確信へと変わっていくのです。
そしてここで最も重要なポイントは「子どもができると信じているのは誰か?」というところです。
4 人を信じるために必要なことは
ここまで子どもと親を含む大人という視点から話してきましたが、
これと同じようなことは、企業でも起こっています。
ただし、同じように起きない場合もあります。
それは部下が自分を信じている場合です。
上司がいくら部下を疑ったところで、部下は自分ができる方法を考えて行動しますし、
また自分を信じてくれる人を探し出す行動を始めます。
この時に問題であるのは、疑っている上司の中にある“恐怖心”です。
人を信じるためにまず必要なことは、『自分を信じること』です。
自分を信じていない人は、人のことを信じることはできません。
自分が育ってきた環境の中で、自分を信じられなくなったのであれば、
それは解決することができます。いくつになろうとも上書きはできるのです。
どうぞ大切な自分を信じて、自信ある自分で、望む自分の人生を歩んでください。
そして自分にとって大切な人を信じて、育ててください。
そうすることで心の自立ができ、私たちの周りに豊かな世界が広がり始めることでしょう。
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