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あなたのチャレンジを応援する人をつくるための「大切なコト」とは

働く女性の皆さんこんにちは。小川由佳です。

自分がチャレンジしたいことがあるのですが、家族からは「そんなの無理だ」と反対をされています。家族の反対を押し切ってでもやってやろう!と思っていたのですが、出来れば家族から応援されてGOしたいと思うようになりました。家族に応援されるために自分ができることで、何かヒントやアドバイスはありますでしょうか?

新しいことにチャレンジしようとするとき、皆がそれを応援してくれるとは限りません。特に家族の場合、より近しい存在である分、心配したり、反対したり・・・ということは十分にありえます。

そんなとき、どうしたら家族は応援してくれるようになるのでしょうか?

どれだけ本気でチャレンジしていますか?


私は、結局、自分がそのチャレンジに対してどれだけ本気なのかに尽きると思っています。つまり、自分の本気や覚悟が家族に伝わって初めて、家族はあなたのチャレンジを認め応援してくれるようになるということです。

先日、テレビのバラエティ番組を見ていたら、女流棋士を目指している14歳の女の子のことが取り上げられていました。その女の子のお母さんいわく、「以前は、まだ中学生なんだからと思って、『(学校の)勉強をしなさい、勉強をしなさい』と言っていた。でも、娘の本気がわかってから、彼女が将棋にのめりこむことを認めるようになった」のだとか。まさにこれです。

実際、私自身も「本気が伝わると応援してくれるようになるんだな」と思える体験をしたことがあります。これについてお話しましょう。

私の体験


私が娘を出産後、新しい仕事にトライしようとしたときのこと。
夫が私のしようとすることに反対してきたのです。

その理由は、私がトライしようとした仕事が、保育園のお迎えに間に合わない、帰宅が夜になる仕事だったからでした。私がその仕事に就くことで、週のうち数日は夫が保育園へのお迎えに行かなければならなくなります。夫から「仕事の性格上、僕は定時に帰るのが難しい。お迎えは君の方でなんとかしてほしい」と言われ、新しい仕事に就くことを反対されました。

そのときの、がっかりした気持ち、モヤモヤした気持ちといったら・・・。「私だって仕事がしたいのに」「なんで私だけ」・・・

すごく恨めしく思ったのを今でもよく覚えています。

■次のページへ>>>もやもやした気持ちを振りきったきっかけとは・・・

 

私の行動がもたらしたこととは


でも、散々落ち込んだあと、ふと思ったのです。

「でも、よく考えたら、一人で子育てしながら仕事をしている人だっている。私が『夫のせいでできない』と思っているのは、単に、人のせいにしているだけなのかも。本当はできないことではないのかも。」

そう思ったら、急に自分の状況に対する見え方や気持ちが変わってきました。それまで、自分ではどうしようもない状況であるように思えて、そうした状況を作り出した(ようにみえる)夫を恨めしく思い、自分のことをかわいそうに思っていました。それが、急に「やりようはある」と思えるようになり、「やってやろうじゃないの」というような、いい意味で挑戦的な、前向きな気持ちになってきたのです。

そこで、まずはトライしようと思っていたのと同じ分野の仕事を単発でやってみることにしました。そのときだけ、ベビーシッターの人に娘をお願いして。つまり、ほんのちょっとだけでも、やりたかった新しいことにトライすることにしたのです。

それから数年。トライしていた仕事がちょっとずつ花開き実績が出るようになって来ました。お客様から評価もいただけるようになってきました。

そうすると、おもしろいもので、夫の私に対する見方も変わってきたように感じるのです。少しずつですが、保育園の送り迎えをしてくれるようになりました。今では、私が1泊、2泊・・・と出張を入れることさえできるようになりました。以前では考えられなかったことです。

まずは一歩を踏み出そう


この体験を経て私が思ったこと。それは・・・

周りに応援をされたいのであれば、自分がどれほど真剣かということを、行動や実績をもって周りに示すことです。そして、そのためには、どのような状況であっても「他責」にせず、「自責」で考えて行動すること。

つまり、「今の自分にできることは何か」を考え、少しずつでもやってみることです。そうして、少しでも自分から考え行動して、道を作っていくことで、周りの見方が変わってくる。いつのまにか、応援者になってくれている。これが、私が自分の体験から感じたことでした。

もしあなたがチャレンジしたいと思うことがあるのだとしたら、まずは自分の本気度を自問自答してみましょう。そして、もし「本気だ」と思えるのだとしたら、ぜひ恐れずに最初の一歩を踏み出してみてください。きっと道は開けていくと思いますよ。

以上、ご参考になれば、幸いです(^^)

 

 

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