こんにちは、シェアリストの日野ゆう子です。久しぶりの寄稿となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします!
私は英語の発音講師や英語コーチとして活動をしています。コロナウィルスの影響で色々な変化が起こったこの数か月でしたが、それはまた「こんな時期だからこそ、英語や英会話のスキルを磨いて力をたくわえよう」と前向きに時間を過ごそうとする方々に出会う機会でもありました。
そんな方々のお役にたつヒントを少しずつご紹介していきたいと思います。今回は「英語をすらすら話すためのこつ」について書いてみたいと思います。
英語をすらすら話すってどんなこと?
私は英語のやり直しを始めた当時、ネイティブスピーカーや帰国子女でないのに、英語ですらすら話をしている人をみると、
「きっと日本語と同じよう感覚で話をしているのだろうなあ・・・。」
「どんなに頑張っても自分にはそんな日は来ないんじゃないか。」
そんな風に思ってよく落ち込んでいました。
でも、そういう人から話を聞いたり、よくよく観察をしてみると、そこには私の思い込みとは違う、ある共通点があることに気が付きます。
英語をすらすら話す人の共通点とは?
観察を重ねると、すらすら話せる人にはこのような共通点がありました。
①母国語と同じレベルで英語を話しているわけではない
②瞬発力がある
③文法や単語の使いまわしのスキルがある
④英語を話すことについて、自分なりにメンタルの整理が出来ている
もちろん、日々努力を重ねて、もしくは長い時間を英語圏で過ごすことで母国語に近い感覚で英語を使われている方もいらっしゃると思います。
ですが、日本にいて英語をすらすら話す人の多くはこのパターンをもつ方が圧倒的に多いのです。
私も現在では英語で身の回りのことを不自由なく伝えたり、仕事をしたりしていますが、こうなったのは、自分が英語のネイティブスピーカーのようにかっこよく生まれ変わったわけではなく、何か突然能力が降ってきたわけでもありません。
練習を重ね、この4つのポイントを自分の中で並行して回すことに慣れたことが大きな土台となりました。
いい意味で割り切ることが大事
私たちの多くは、日本語と英語では圧倒的に日本語を多く使って生活しています。
これまでのほとんどの人生のベースを日本語ですごしてきたのだから、日本語の語彙や言い回しの量と英語のその量に差が出るのは当然なのですが、これを受け入れるのがなかなか難しかったりします。
英語という外国語を話しているのだから、「日本語と同じ感覚で話せなくて当たり前。」
まずはひとつこう割り切って、その上でスムーズに英会話を回していくために必要なスキルを身に着ける努力をするのがおすすめです。
スムーズに英会話を回すために必要なスキルとは?
ここで、スムーズに英会話を回すスキルを具体的に紹介したいと思います。
1)短い文をとっさに作る力を身に着ける
⇒長く、複雑な文を作ろうとして自分で固まってしまうよりも、まずは短い文をいくつも作って自分の言いたいことを言うことを優先します。
2)スピード感を大切にする
⇒一歩会話の舞台にでたら、完璧さよりも相手とのコミュニケーションやテンポを大切にする勇気をもちます。間違っても伝わればOKくらいの潔さが必要になることも。(※会話で言えなかった文は後で一人になったときにチェックして覚えてしまいましょう!)
3)単語の名前を知らなくてもあきらめない
⇒例えば「靴」という単語が分からなくてもそこで止まらない。靴を指さしたり「外に出るときに足に履くもの、何だっけ?」と相手に聞けば答えが返ってきます。相手に聞いたり、言いかえをうまく使いましょう。(※会話で言えなかったり分からなかった単語は後で一人になったときにチェックして覚えてしまいましょう!)
4)自分はどんな英語話者になりたいのかイメージを作る
⇒世界の4分の1の人が英語を話すといわれていますが、そのうちの75%は英語を母国語としないノンネイティブスピーカーです。
英語学習者の中には、ネイティブスピーカーを目指し、その差に愕然として動けなくなったり、自分にダメ出しばかりしてしまう人も少なくありません(かつての私です・・)。
英語が母国語でなくてもシンプルな英語を使ってコミュニケーションをとっているノンネイティブスピーカーの人を参考にして、「自分はどんな英語スピーカーになりたいのか。」目指すイメージを作ることもおすすめです。
「どうしたら日本語のように英語をすらすら話せるようになるか?」から「外国語として英語のスピーキング力を伸ばすためにはどんなことが必要か。」視点を変えることで見えてくることが色々あると感じています。
もしも「英語をすらすら話せない」そんなお悩みをお持ちであれば、ぜひ出来ることから試してみてくださいね。
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