働く女性の皆さん、こんにちは。私は、人材系の会社で働く29歳女性です。
目標を達成したあと、ぽっかり気持ちに穴があいたような感覚になったことはありませんか?
1 ある時、燃え尽きてしまいました
前職で営業をしていたとき、自分が目標としていた成果を達成した瞬間に、
抜け殻のようにやる気がなくなってしまった時期がありました。
(1年ほど続きました…)
自分にとっては大きな目標だったので、
それを達成した瞬間、目の前に何も追うものがなくなってしまい、
ぽっかり穴があいたような気持ちになりました。
毎日朝出社するのが億劫でたまらなく、
顔からは笑顔も無くなっていたように思います。
お客様とお話していても、以前のような張り合いはなく、
「何のために仕事をしているのだろう」と悩むことが多くなりました。
後輩を教える立場である以上、モチベーションは保ち続けなければならない立場でもありました。
この状況をなんとか改善しようと、ある時先輩に相談してみました。
2 その期間が成長へのステップ
そんな時先輩から、
「燃え尽きてしまって、モチベーションが上がらないというのは、
次のステップにあがる大事な時期なんやで。
私が思うに、そんな時は、2つ大事なことがある。
まず1つ目は、もう一度仕事の基本を見直して基本にそって仕事をすること、
そして2つ目は、自分がこれからどうしたいか、ゆっくり考えることや」
と言われました。
そこで、まずはもう一度仕事の基本を見直してみました。
・会社の事業目的は何か?
・方針は?
・自社はお客様に何を提供しているのか?
・お客様と合うときは、挨拶をしっかりと、明るく元気に笑顔で
・お客様の話は他のことを考えずに真剣に聞く
当たり前のことから見直すと、ある時自分の中に変化がありました。
だんだんと見えてきたのです。
今までの自分は、成果を出すことにしか目が向いていませんでしたが、
「お客様に本当の意味でお役に立つことを行動にうつしてみよう」と思うようになりました。
成果に直接繋がらなくても、
お客様同士をつないだり、紹介をしたり、情報提供をしたり、
その人にとって良いと思えること、そして自分ができることを、
もう一度新入社員の気持ちになって取り組んでみました。
すると、以前よりお客様から喜ばれる機会が増え、
だんだんと自分の気持ちも満たされるようになり、
そこからまた成果が上がりだし、
新たな仕事の醍醐味を発見することができました。
燃え尽きてしまわないことがベストかもしれませんが、
燃え尽きてしまったときは、次のステージにあがる大切な時期。
もう一度仕事の基本に立ち返り、
自分がどうしていきたいのか、じっくり考えることで、
新たなステージへと自分を成長させていけるのだと思います。
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