3 やり方は無限大だが
人を育てる上で何をしたらよいのかというやり方は無限大です。
ハウツー本を読むなり、上司に聞くなり、親に聞くなり、友人に聞くなり、先輩に聞くなり、やり方の入手の仕方はたくさんあります。
そしてどんなやり方であったとしても、世間からよいともてはやされたものだったとしても、
私たちは自分の価値観に合わなければ行動しません。
もし自分の価値観に合わないにも関わらず行動してみたとするならば葛藤が起こり、行動できなくなり、
そして行動できない自分を責めたり、思った通りに行動してくれない相手を責めたりし始めます。
これは健康的ではありません。
たとえば「褒める」というやり方があるときに、Aさんは、「責任感」という価値観をもち、Bさんは、「自由」という価値観をもっているとします。
会社で何か決めた事を実践するときに、Aさんは相手が責任ある行動をしたときに褒めるでしょうし、
一方Bさんは相手が自由な発想により行動を起こした時に褒めるでしょう。
このように価値観によって同じ「褒める」というやり方でも結果が違うのです。つまりやり方は同じでも行動は異なるわけです。
4 やり方に悩む前に
どうやったら育つのか?
やり方がわからなくて悩む前に、あり方である自分の“人育てに対する価値観”を意識に上げてみてください。
ここに気づいたとき軸が通り、やり方は無限にあり、同時にやり方にこだわることがないということに気づきます。
そうして楽になったあなたに育てられる人も楽に良い状態で自分を育てるという土壌ができてくるのです。
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