3 自分は、「日本語リズムを英語に適用しがちな環境にいる」と意識する
私たちにとってなじみ深い日本語の均等リズム。
「日本人の話す英語は聞けるけど、ネイティブが話すとなかなか聞けないし通じない・・。」
その大きな原因の一つはもともとの英語のリズムが間違ってインストールされていることによるものです。
日本人同士は、日本語の特徴の均等リズムをお互いで共有しているので、それを英語に当てはめて読み、
本来の英語のリズムとは違って話していてもあまり不自然な感じを受けません。
中学、高校の授業でも周りもみなそうだったし、日本語のリズムに当てはめて英語を話していると気が付かないでいる場合も多くあります。
(※日本滞在歴が長い英会話学校の先生なども、日本人が話す英語のリズムの癖を理解し、特に指摘をしないという場合が多々あります。)
それでいざ、海外に出る、または日本語のことを知らない英語ネイティブの人と話すと
「今まで通じてたはずなのに、分かってもらえない、通じない!なぜだろう・・。」というような現象が起こってしまうのです。
4 たくさん聞こう!そして 恥ずかしさをすてよう!
これを克服するには、以下の3つがおすすめです。
●まず、英語のリズムの特徴は日本語と違うということを常に意識しておく。
●普段から英語の音を聞く機会を増やす。
●簡単な文章を聞いて、実際にその通りに言ってみる。
英語の音を聞くのは、内容が分からなくても、雰囲気を楽しむような感じで気軽に始めてみましょう。
英語そのものの音に触れる量を増やすということも心がけましょう。
映画でも、洋楽でもかまいません。
まずは、「リズムが違うんだ」と認識をしながら実際に音が話されている世界に身を置くことを意思しましょう。
(※今お伝えしていているのは、英語らしいリズムやイントネーションを身に着けるためにおすすめの方法です。
内容理解を目指す場合は聞き流すのではなく、他のアプローチが必要になります。)
時間があれば、自分にとって負担のない文章の音をよく聞いて繰り返してみましょう。
自己流の想像で英語風にすると変な癖を付けてしまうこともありますので
練習の時は 必ず音を聞く → その通りに言ってみるを常に心がけて下さいね。
リズムの違いの発見があるはずです。
自分が小さなころから慣れ親しんできた日本語のリズム。
そこに新しい英語のリズムをインストールするのはある意味、勇気とエネルギーのいることです。
真似をしてみても、「自分がこんなリズムで話して変に思われないかな」と心のどこかで思っていたり。
でも、英語は英語のリズムで話した方がずっと伝わりやすいのです。
この心理的なバリアを取り除くこともとても大切なことだと感じています。
ここの思い切りがついただけで、ずいぶん聞きやすくなる方もいらっしゃいます。
英語には英語のリズムで話すことが大切です!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
※「コミュニケーションをもっと楽に!」
京都四条烏丸・英語発音CEPIO京都教室でレッスンを行っています。
eigo-hatsuon.com
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