3 映画や動画を英語学習に取り入れるときのこつや手順
ここからは 実際に映画や動画をつかって英語学習をするときのポイントをお伝えします。
●映画を選ぶときのこつ●
ディズニーアニメなどは筋もわかりやすく、英語の表現も日常生活で使いやすいものが多いのでお勧めです。
※内容が暴力的なものや時代やシュチュエーションが現在とあまりにも離れたものは避けましょう。
知らないうちに「ゴリゴリ系の表現を大量にストックしている」という悲劇を避けるためです。
また法廷物など、内容や言い回しが複雑なものも避けたほうが無難です。
●映画で英語を学ぶ手順●
以下の順序で練習を進めてみてください。
①内容の筋を押さえる(吹き替えや日本語字幕で見て状況や意味を押さえる)
②英語の字幕にして表現を確認
③字幕と、音声を照らし合わせて聞いてみる
④実際に口に出して聞こえたとおりに言ってみる
映画全編にわたってこれをしようとすると膨大な時間がかかり、疲れてしまいます。
なので、練習をするときは勉強をしたい場面に区切って行う、または、数分単位で少しずつ進めていくのがおすすめです。
またすべてを④まで行うと疲れるという場合は
ここは①②③(リスニング重視)まで、
この場面は④(スピーキングまでしっかり練習)
など場面によってすることを変えてもOKです。
映画や動画は新しいものにどんどん挑戦するよりも、何度も何度も同じものを繰り返して練習をするほうが内容が身につきやすいといわれています。
ただ、同じものを繰り返しすぎてあまりに苦痛な場合などは、まずは続けることを優先し新しいものに挑戦をしてもかまいません。
こつこつ続けて音のストックを増やす意識で取り組みましょう。
4 リラックスのための洋画や洋楽でもゆるやかな効果
学習のためではなく、ただリラックスのために普通に洋画を見ることや洋楽を聞くこともおすすめです。
残念ながら洋画を見るだけ、洋楽を聞くだけでは、集中して勉強に取り入れたときのような積極的な学習効果は得られません。
突然話せるようになる!突然聞けるようになる!ということもありません。
ですが、英語のシャワーを浴びることで
「英語の雰囲気を体感する」
「英語独特のリズムや流れを体感する」ことはできます。
そしてこの、リズムや流れの中に身を置く経験は、見えないところで土台となり積極的な学習をしたときの支えになってくれます。
小さな小さな貯金ですが、しないよりも効果はある そんなつもりでリラックスをして楽しんでください。
映画や画像をつかった英語学習、自分の目標やスタイルにあった形でぜひ取り入れてみてくださいね。
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