働く女性の皆さんこんにちは、小川由佳です。
皆さんも「できない」「無理だ」と思うことはあると思いますが、それは本当の限界でしょうか？
1 杭につながれた象
以前、友人と食事をしていたときに、飼い犬の話になりました。
友人のわんちゃんは、子犬の頃だけ、ケージの中で飼われていたそうです。
が、ケージを使っていない今でも、分解したケージの4つの面（壁）の1つを置いておくと、そこから向こうへは行こうとしないのだそう。
置かれたその面（壁）の両側は空いていて、いくらでもそこを通って向こう側へ行けるにも関わらず・・・。
おもしろいですね。
わんちゃんは、ケージの面（壁）があると「そこから先へは行けない」と思い込んでいるようです。
この話を伺ったとき、とっさに、以前どこかで読んだ「杭につながれた象の話」を思い出しました。
サーカスでは、ゾウがまだ小さい子供のうちに、足にひもを付けて杭につなげておき、逃げ出さないようにするのだそうです。
子ゾウはいくら引っ張ってもその杭が抜けないので、とうとう逃げ出すことをあきらめてしまいます。
その後、そのゾウが成長して大人になっても、杭を引き抜くことは一切しないのだとか。
もう杭を引き抜くくらい簡単にできるほどの力を持っているにも関わらず・・・。
なぜって、長年の経験で「杭は抜けないもの」と思い込んでしまっているから。
2 思い込みを取ってみよう
子供の頃に作られた思い込みの怖さを伝える話としてこの話を読んだように思いますが、話の対象がゾウだったのであまり現実感のないままでこの話を捉えていました。
が、今回、身近な友人の飼い犬の話を聞くと、やはり子供の頃の思い込みというのは、大人になっても影響するものだなあ、怖いなあ、と改めて感じます。
子供の頃、「できない」「無理だ」と感じたこと、それは思い込みかもしれません。
しかし、大人になった今やってみたら、できるかもしれません。
一歩踏み出す勇気、もってみてはいかがでしょうか。
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