働く女性の皆さんこんにちは。私は以前は、書くことがとても苦手でした。筋道を立てて文章を書いたり、論理的に考えることが苦手で、書くことを避けていたこともありましたが、社会人になって「書く」ことを避けて通れない出来事が多々有り、今では週にコラムを2本書いたり、本を執筆するようになりました。人生は本当に不思議ですね。今回は、私が「書く」上で大切にしているポイントを前編、後編にわけてお伝えしたいと思います。
1.書くことの意味とは?
「書く」ことには、大きく2つの意味合いがあると思います。
1つ目は「(自分の頭を)整理する」こと、そして2つ目は「(相手に)伝える」ことです。
この前編では1つ目の「整理する」について考えていきたいと思います。
お笑い芸人の方は、みんな話が上手で、日常の些細なことでも笑えるエピソードに変えてしまうのがうまいですよね。それができるのはナゼかという話を以前聞いたことがあるのですが、それは「膨大な量の漫才のネタを書いている」からだそうです。
「この掛け合いをして、ここで笑わせたいから、その前に伏線をはっておいて、こういう組み立てにすれば、笑いになる」という風に、常日頃から「笑いをとるために頭を整理する訓練をしている」から、話がうまい。
つまり、相手に伝わる文章を書くためには、まず「自分の頭を整理するために書きだす」というステップが必要なのですね。
2.①箇条書きで書き出して、整理する
どのように書いて、頭を整理するかは、人それぞれのやり方があります。
話し言葉のように文章で書き出す方もいれば、箇条書きでとにかく思いついたことを羅列する方もおられます。
どちらが正解ではなく、どちらが自分に向いているかで選べばいいわけです。
例えば私の場合。
私は2週間に1回、エッセー形式のメルマガを書いていますが、まずは、最近感じたことや気づいたことをとにかく箇条書きで書き出します。
・感謝の気持ちが大事だと思った。
・相手の立場にたつって大事。
・家族に支えられていると感じたこと。
等、ずら〜っと思いつくままに書きます。
その後、「特に強く印象に残った気づき」を選び、それをメルマガのテーマにします。
「今回のメルマガ、何を書こうか…」といきなり考えても、フリーズしてしまって何も書けないことが多いです。まずは最近感じたことを書き出すだけで、自分の頭が整理され、何を書けばよいかが自然と見えてくるようになります。
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