③人生90年として逆算
最近の日本人の寿命は延びているので子供の人生が90年と仮定し、さらに18歳で親元を離れるとしたら親子が1つ屋根のしたで生活を共にするのは、人生の5分の1の時間です。
しかし、その5分の1にあたる18年間全部の時間、24時間365日、一緒に過ごすわけではないですよね。
3歳から幼稚園や保育園に通うなら、すでにそこから親子別々の時間を持ちます。
私たち親の知らない世界を見て知らない時間を過ごすのです。
さらに小学校、中学校、高校と年齢が上がるにつれ、家庭・親と過ごす時間より学校・友人と過ごす時間が長くなります。
同じ世界を共有し、同じ物を見聞きする、それによって子供は段々と親と異なる価値観も持ち、意見を言うようになります。
そして、より価値観の似た友人と過ごす時間を楽しみ、また、親よりも友人に心を開いていきます。
つまり、1つ屋根のしたに過ごすのが18年間でも親子が同じ時間を共有できるのは
18年間もないのです。
④あなたがお子さんと過ごせるのはあと何年?
前述のママが「暗く長いトンネル」と、表現した子育ての辛い時期。
例えば夜泣き、嫌々期、反抗期等、、、それは親が真剣に子供と向き合うから辛いと感じるのでしょう。
辛いと感じてる度合いが大きいほど
親子が密接な関係を持っている・持とうとしているのでしょう。
そんな時に逆算の考えで、価値ある時間だと思って、少しでもトンネルが明るくなるように筆者は切に願っております。
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