3 ②上司が男女問わずチャンスを与える
いくらトップや経営者の方が女性活躍推進を進める熱いメッセージを発信しても、現場の女性社員の直属の上司である管理職の方の意識が変わらなければ、女性活躍で成果は出すことはできません。
まずは、上司の方が「女性は◯◯だ」という思い込みを捨てること。
・女性は責任ある仕事をやりたがらない
・女性は出産したら仕事への意欲が低下する
・女性は役職につきたがらない
・女性は感情的だ….
ここで、少し考えてみてください。
女性でも、仕事を頑張りたい人もいれば、アフター5を充実させたい人もいます。感情的な人もいれば、論理的な人もいます。
考えることやなりたい姿、状況は人それぞれ違うのに、「女性は◯◯だ」と一括りで考えてしまうことで「上司は女性に期待をしていないしチャンスを与えてくれない」と女性部下が感じ、やる気を削いでいることが多いのです。
まずは思い込みを外すことからはじめていきましょう。
4 ③柔軟な働き方ができる
女性社員増えてくると比例して、育児をしながら働く時短社員の方も増えていきます。ここ5年以内で、団塊世代が要介護世代に一斉に突入し、両親の介護をしながら働く社員が急増するとも言われています。
そんな中、今いる社員さんで、生産性高く業務を回し、成果をあげていくには、働き方を変えるしかありません。
ただここで「時短社員の働き方のみ変える」ということになると、フルタイム社員の方から必ず不満が出てきます。(当社でもそういったことがありました)当然のですよね。
時短社員さんやフルで働けない社員が誕生した時点で、部署内の今までの仕事のやり方を見直し、無駄を削減し、部署や会社全体で柔軟な働き方を作っていく方向へと舵をきる必要があります。
現在大手企業のヤフーやトヨタも、在宅勤務制度を全社的に導入すると発表しています。中小企業は社員数が大手より少ない分、小回りや融通が効きますから、在宅勤務やITツール導入、クラウド化は積極的に進めていくことが可能なはず。
時短社員が出たからすぐに「人を補充しよう!」ではなく、「どうすれば今いる人数で問題なく回せるのか」部署や自社の働き方を見直すチャンスやきっかけにしていきましょう。
女性活躍は、一朝一夕にできるものではありません。だからこそ、はやく取り組んだ企業が勝つのです!
社内の女性活躍推進や研修、コンサルティングについてのご相談は、株式会社ナチュラルリンクへ
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