ワークライフバランスという言葉を最近はよく目にするし、耳にする。政府も、企業の長時間労働にメスをいれはじめているし、女性活躍推進とセットで力を入れている部分ではある。
1.長く働くことよりも、出した成果で評価される世の中へ。
残業代を削減すること、生産性をあげて働くこと、ムダを削減してやるべきことに集中すること。とてもとても大切なことだし、これからの日本には絶対に必要なことだと思う。
長く働くことを良しとするのは間違っているし、評価は時間ではなく出した成果ではかられるべきだ。
だんだんとそういった風潮にはなってきているとはいえ、今まで長時間働いて頑張ってきた人達にとっては、なかなかすぐに思考と行動を変化させるのは難しいはず。
なにを隠そう、私も以前は「残業歓迎!長く働いてガンガン成果をあげるんだ!」と思っていた時期が長くあった。
2.生産性だけを考えていては、辿りつけない部分があるのは事実。
でも一方で、
残業は一切しない。決められた時間までに確実に仕事をしあげて、その後は、家には一切仕事は持ち込まない。プライベートの時間に、仕事はひきづらない。
と割りきってしまうのも、どうかと思う。
仕事に熱が入っている時というのは、仕事の手を止められたくないし、頭は常に動いている。この仕事を、何とかうまくやりたくて、四六時中考えて、やっとアイデアが生まれて、そこまで考えたり、突き詰めたことだからこそ、シンプルで、実行すればすごくうまくいくこともある。
そういうのって、ワークライフバランスとか、生産性だけを考えていると、きっと辿りつけない部分。生産性高く働くことを考えることと同時に、
仕事をとことん楽しむことにシフトすることもまた必要だし、面白いし、大事だと思うのだ。
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