3 育休の対象となる子の範囲が拡大
今回の改正で育休の対象となる子の範囲が拡大されました。
これまで
・育児休業などが取得できる対象は、法律上の親子関係がある実子・養子
だったのが、今年から
・特別養子縁組の監護期間中の子、養子縁組里親に委託されている子等も新たに対象
となりました。-本文より
養子縁組をしていない配偶者の連れ子については対象外となるので、
子どもと自分がどういった関係にあたるのかについて注意が必要と記事にもありますが、
様々な親子の形がメディアなどを通して知られるようになった今、
対象が広がることによって、助かる親子が増えるのは、いいことだと思います。
4 NO!マタハラ!
昨今問題になっているマタニティハラスメントについて、防止措置が新たに設けられました。
これまで
・事業主による妊娠・出産・育児休業・介護休業を理由とする不利益扱いは禁止
これからは、より厳しくなります。今年から
・これまでの禁止事項に加え、上司・同僚からの、妊娠・出産、育児休業、介護休業等を理由とする嫌がらせ等(いわゆるマタハラ・パタハラ)を防止する措置を講じることを事業主へ新たに義務付け
・派遣労働者の派遣先にも以下を適用
*育児休業等の取得等を理由とする不利益扱いの禁止
*妊娠・出産、育児休業、介護休業等を理由とする嫌がらせ等の防止措置の義務付け-本文より
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では出産育児を中心に書かれていますが、
介護をしながら働いている方も多い中、
希望すれば制限がありながらも働き続けることができる社会になってほしいものですね。
参考:【平成29年1月1日施行対応】育児・介護休業法のあらまし|厚生労働省
育児・介護休業法が改正されます!-平成29年1月1日施行-
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