働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。あ~ちです。
企業で社員を育成するにも、家庭で子どもを育てるにも、どんなやり方が良いのだろうと方法を探している方はいると思います。
「どうすればわかってくれるのか?」「どうすれば思った通りに動いてくれるのか?」人育てに関わっていれば考えない日はないでしょう。
1 やり方とあり方は両輪です
人を育てるとき、やり方にとらわれることがあります。
厳しくしてみたり、褒めてみたり、突き放してみたり、かまってみたり・・・。
褒めることが良いと聞くと「褒めなきゃ」と思い、褒めるところを探すのに気を使い疲れたり、
褒めると付け上がるのではないかと不安になったり、自分は褒められることがなかったのにどうして褒めなきゃいけないんだ!と不満になったり。
褒めるというやり方をひとつとっても、色々な反応がでてきます。
やり方は、どのようにすればよいのかがわかるのでわかりやすいですが、「そのやり方ができるのか?」また「やりたいと思うのか?」は別になります。
やり方とあり方の両方があって、前に進み始めるのです。
2 あり方とは何なのか?
何を大切に、何を信じて、人を育てているのか?この部分です。
何を信じてという“信念”
自分が人を育てるときに、また人が育つという時に何を大切にしているのかに気づき、知ることです。
“価値観”は、私たちの行動にも、感情にも、思考にも、態度にも、信念にも影響を与えています。あらゆることの判断基準になっています。
“信念”は価値観に基づき信じていること、それが信念です。私たちはこの信念に基づき行動しています。企業で言えば“理念”にあたります。
企業の話でいうと、本来企業は理念に基づき動いているはずです。何か行動するとき、それは理念に沿っているのか否かに立ち戻り、判断できるものです。しかし理念を自分の言葉で言える社員がどれだけいるのでしょうか?理念が分からなければ、何のためにこの企業にいて何のために働いているのかがわからなくなります。
「生活のためです」という方もいらっしゃると思いますが、それならばこの企業でなくてもよいわけです。
この企業でなくてもよいくらいのところで自らの時間を使い働いているならば、自分に対して尊重していないことになります。
本来理念に賛同し、自分が社会に貢献している役割だと理解し実感できれば、私たちは自ずと育っていくことになるのですが。
とはいえ、思いが入った理念を持った企業がどれほどあるものかというそもそも論にもなるのですが。
企業においても家庭においても、自分がどのような価値観に基づき、何を信じて人を育てるということに関わっているのか、
行動しているのかを意識に上げることが重要なのです。
人を育てる上でのあなたの価値観は何ですか?
そして何を信じて人育てをしていますか?
次のページ>>>では、なぜあり方が大切なのでしょうか… |
1
2
この記事へのコメントはありません。