働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。Woo!ネタリスト 人活®心財育成トレーナーのあ~ちです。
人間関係においてコミュニケーションが大切であることはわかっていても、思ったようにならなかったり、感情が抑えられなかったり、実はそこには『心のしくみ』があるのです。
フィードバックでよくあるケース
仕事において誰かがアウトプットした結果を見て、ダメだと思った点や気になる点がある時に、アウトプットした人にアドバイスや思ったことを伝えた経験が一度はあるのではないでしょうか。
そんな時、あなたはどのように伝えていますか。
よくあるケースは、ダメだと思った点や気になる点をそのまま伝えているということがあります。
例えば部下がプレゼンテーションをした折に、あなたは声が小さいことが気になったとします。そして部下に伝えます。
「声が小さかったよ。もう少し大きな声じゃないと全員に伝わらないよ」。
この方法で伝えていると伝えられた側には次のような気持ちが起こり始めます。
否定そして拒絶
ダメ出しをする意図は何でしょうか。
もしかするとダメ出ししているということにも気づいていない人もいるかもしれません。
また本当のことなのだからという人もいるかもしれません。
気になる点をそのまま口にすることは簡単ですが、これは問題と意味づけたものに意識が向いていることであり、解決に意識が向いていないということになります。
つまり伝えられた方としては何がダメだったかは分かったものの、どうしたらよいのかには意識が向きにくくなります。なぜならまずは否定されたということが入ってくるからです。
そうなると、その後にどうしたら良いのかを伝えられたとしても、聞き入れにくくなります。それは心身思考が自分を守るために拒絶を始めようとするからです。また問題に意識が向いてそのまま伝えてしまうということは、根底に恐怖心があるからです。
この恐怖心を与えた相手に対して攻撃を起こしているため、相手にとっては安全ではなくなり、自分を守る体制に入るのです。
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