働く女性に、子どもを持つ親に観てほしい映画「私の中のあなた」


Woo!では定期的に働く女性にオススメな映画ネタをご紹介しています。今日ご紹介するのは『私の中のあなた』。は、ジョディ・ピコーの小説「My Sister’s Keeper」を原作とした映画です。「命」について、「生きる事」について、「家族」について、深く考えさせられる映画です。
出典:Yahoo!JAPAN映画

1.「私の中のあなた」のあらすじ

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アナ・フィッツジェラルドの姉ケイトは2歳のとき、急性前骨髄球性白血病を患う。しかし両親や兄の白血球の血液型であるHLA型は、ケイトと適合しない。ドナーを必要とするケイトのために、受精卵の段階で遺伝子操作を行ない、デザイナーベビーとして生まれてきたのがアナであった。
まずはドナーへの負担がない臍帯血移植を行うが、その後もケイトが輸血や骨髄移植などを必要とするたびに、幼いアナは過酷な犠牲を強いられてきた。13歳を過ぎたアナは、ついに片方の腎臓の提供を求められる。ところがアナは提供を拒み、辣腕弁護士キャンベルを雇い、両親を相手取って訴訟を起こす。


「Wikipedia 私の中のあなた」より引用

母親サラ役にはキャメロン・ディアス、父親ブライアン役にはスピード2で有名になったジェイソン・パトリックです。アナを弁護する弁護士キャンベル役に、アレック・ボールドウィンという豪華な俳優陣です。

2.私がもし、母親の立場なら、どうしていただろうか…

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原作と映画では、物語の最後がかなり違っているようです。
が、それはともかく、「もしこれが、自分たち家族の身に起こったことであれば…」と考えると、やはりいくら考えても答えは出せません。

・娘を助けたい。そのために、もう一人の娘の人生を犠牲にしていいのか?
・子どもはケイトだけではない。兄のジェシーに、そして妹のアナに、ちゃんと愛情を注げているのだろうか?
・娘には、なんとしてでも生きて欲しい。でもそれは、本当に本人が望むことなのだろうか?

何かを取ると、何かを犠牲にしなければならない。
白か、黒かで決められることでは決して無い。
そしてそこには、色んな人達の思いや正義があり、それも間違っていない。

もし自分が、母親のサラだったら?病気のケイトだったら?アナだったら?
生きる事、命について、深く考えさせられます。

次のページ>>> アナが訴訟を起こした本当の理由とは?・・・


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髙野美菜子(こうのみなこ)
株式会社ナチュラルリンク 代表取締役 / Woo!編集長
【プロフィール】
「働く女性をHAPPYに 女性のチカラで企業を元気に」の思いのもと、仕事に育児に日々必死(爆)2人目出産をきに、今までの研修・講演事業から脱却し、Woo!に事業モデルをシフト。いつでもどこでも、時間と場所の制約なく働ける働き方を自らの会社を通して実験中です!
【働く女性の皆さんへ】
生き方や働き方は人それぞれ。「こうあるべき」は無いと思います。全ての人たちが、自由に自分らしく生きていける世の中を目指して、私も頑張っていきたいと思います。

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