3.明治時代は?
ひとつ前のNHKの朝ドラ「あさがきた」を観ておられた方も多いと思いますが、明治や大正時代も、「女性が働くことを親が許してくれない」「世間体が悪い」と言われている時代でした。今のように、冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、電子レンジなんて便利な電化製品も無いので、きっと女性は1日中家事をしていたのだろうとも思います。
女性が勉強できる学校もあまりなく、「もっと勉強したい!」と思ってもなかなか簡単には叶わぬ状況。自分がやりたいことができる女性は、家柄良く生まれたほんの一握りの人たちだったようです。
4.今、私たちにできること。
それらの時代に比べれば、今は本当に恵まれていますよね。
自分の将来は自分で決めることができるし、(家柄で無理なところはあるかもしれないけど)恋愛だって自由です。結婚相手も自由に決められるし、働き方の選択肢も少しずつ増えてきました。
確かにその分、核家族化が進んだり、女性の育児が孤独になっていたり、待機児童問題や…挙げればきりがないくらい様々な問題もありますが、「じゃあ、戦国時代や明治時代と今だったら、どっちがいい?」と聞くと、多くの方が今のほうがいいと答えると思います。
そう考えた時に、今を生きる私たち、働く女性に大切な考え方は「できないではなく、できる!」という気持ちを持つことではないでしょうか。
「こういう働き方なんて無理だよな。」
「仕事もプライベートもどっちも充実させるなんて無理だよな。」
ではなく、「これだけIT普及して、実際に実現している人もいるのであれば、できるかもしれない!どうやったらできるんだろう!」という考え方を持つこと。
そこから全てははじまると思います。
そうやって私たち一人一人が一歩ずつ歩いていくことで、それを見た後輩の女性たちに勇気を与え、働く女性を取り巻く環境も少しずつ変えていけるはず。
「できないではなく、できる!」を合言葉に、今週も楽しく頑張っていきましょう!
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