女性は、今と昔とどちらが幸せなのだろう?〜女性活躍と時代背景〜


3.明治時代は?

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ひとつ前のNHKの朝ドラ「あさがきた」を観ておられた方も多いと思いますが、明治や大正時代も、「女性が働くことを親が許してくれない」「世間体が悪い」と言われている時代でした。今のように、冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、電子レンジなんて便利な電化製品も無いので、きっと女性は1日中家事をしていたのだろうとも思います。

女性が勉強できる学校もあまりなく、「もっと勉強したい!」と思ってもなかなか簡単には叶わぬ状況。自分がやりたいことができる女性は、家柄良く生まれたほんの一握りの人たちだったようです。

4.今、私たちにできること。

2016.1.18-12時アイキャッチ

それらの時代に比べれば、今は本当に恵まれていますよね。

自分の将来は自分で決めることができるし、(家柄で無理なところはあるかもしれないけど)恋愛だって自由です。結婚相手も自由に決められるし、働き方の選択肢も少しずつ増えてきました。

確かにその分、核家族化が進んだり、女性の育児が孤独になっていたり、待機児童問題や…挙げればきりがないくらい様々な問題もありますが、「じゃあ、戦国時代や明治時代と今だったら、どっちがいい?」と聞くと、多くの方が今のほうがいいと答えると思います。

そう考えた時に、今を生きる私たち、働く女性に大切な考え方は「できないではなく、できる!」という気持ちを持つことではないでしょうか。

「こういう働き方なんて無理だよな。」
「仕事もプライベートもどっちも充実させるなんて無理だよな。」

ではなく、「これだけIT普及して、実際に実現している人もいるのであれば、できるかもしれない!どうやったらできるんだろう!」という考え方を持つこと。

そこから全てははじまると思います。

そうやって私たち一人一人が一歩ずつ歩いていくことで、それを見た後輩の女性たちに勇気を与え、働く女性を取り巻く環境も少しずつ変えていけるはず。

「できないではなく、できる!」を合言葉に、今週も楽しく頑張っていきましょう!


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髙野美菜子(こうのみなこ)
株式会社ナチュラルリンク 代表取締役 / Woo!編集長
【プロフィール】
「働く女性をHAPPYに 女性のチカラで企業を元気に」の思いのもと、仕事に育児に日々必死(爆)2人目出産をきに、今までの研修・講演事業から脱却し、Woo!に事業モデルをシフト。いつでもどこでも、時間と場所の制約なく働ける働き方を自らの会社を通して実験中です!
【働く女性の皆さんへ】
生き方や働き方は人それぞれ。「こうあるべき」は無いと思います。全ての人たちが、自由に自分らしく生きていける世の中を目指して、私も頑張っていきたいと思います。

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