3.役立つ理由②リーダーには名参謀が必要不可欠
「真田丸」には、豊臣秀吉、徳川家康、上杉景勝など、有名な武将が多数登場します。そして、戦国時代に名をあげた武将たちには、名参謀の存在が欠かせないことがよくわかります。
豊臣秀吉には、石田三成。
徳川家康には、本多正信。
上杉景勝には、直江兼続。
有名武将は、器が大きかったり、戦がうまかったり、義に厚かったり、やはり人として大きな魅力を持つ人が多いと思いますが、決して完璧ではありません。出来ないこともたくさんあります。
そこを、うまく補う名参謀がいるからこそ、その家が繁栄していったことが、ドラマを見ているとよく分かります。
今現在、リーダーや役職についている女性はもちろん、そうではない方も、自分のパートナーや、信頼できる後輩といった存在がいれば、今より更に自分の力を発揮できるのだと思います。
4.役立つ理由③小さい会社は知恵で勝つ
真田信繁の父、昌幸は以前は「国衆」でした。国衆でありながら、徳川家康が最も恐れた男と言われた人物です。
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戦国大名とは、他のなにものの権威によらずに、自分の力量で領国を支配できる存在のことをいいます。戦国大名は、領国内の農民などから税を収めさせ、領国経営をしていきます。優れた戦国大名は戦に長けているだけでなく、農民などを上手く操り領国経営にも優れているものです。
国衆を簡単に説明すると「地元のお殿様」。国衆も殿様であり、基本的には戦国大名と同じ構造で、村と直接つながり支配し、家臣を抱えています。ちなみに織田信長も徳川家康ももともとは国衆であり、下克上の戦国時代に戦国大名になります。
(引用:大河ドラマ真田丸で出てくる国衆とは? 戦国大名との違いは?
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真田信繁の父、昌幸は以前は「国衆」でした。大名ではなかったんですね。ですから、大名同士の戦の勝敗によって、真田の土地を支配する大名がころころ変わるわけです。
もとは「武田」、次は「織田」、そして真田の土地は信濃の要であったことから、上杉、徳川、北条が取り合うなど定まらず、その度に真田は振り回されました。
まるで、大企業の動きによって、下請け業者が振り回される図式とそっくりです。
そんな中で、兵の数も、お金も多くない真田昌幸がどのようにして生き残っていったか…については、学べることがたくさんあり、特にポイントは「知恵を絞る」というところです。
・人間の心理を知り尽くし、戦で利用する
・様々な武将と通じつつ、どうなっても真田が生き残れるように画策する
・すぐに返事を出すのではなく、わざとずらして相手の気をひく
等、一見ずるそうに見えますが「お金と人がいないなら、知恵を絞る」という部分は、中小企業であっても、新入社員であっても、肩書がなくても、知恵次第でいくらでも仕事はやっていけるということを、教えてくれます。
そして最終的には、大名になった真田昌幸はあっぱれですね!
見どころ満載の大河ドラマ「真田丸」。日曜20時〜のNHKを是非チェックしてみてください!
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