3こんな内容は危険です
私が、これどうかな?と思った例は以下の通り。
①肖像権系
■駅で人がたくさんいる様子を写したもの、そこにいる方のお顔がはっきり映っている。→仮にその中に不倫カップルがいて、写真が原因で離婚訴訟になって多額の慰謝料をお支払いになった場合、あなたは責任を取れますか?
■高校生の子供さんの寝顔を隠し撮りし、面白おかしく加工したもの。→思春期の子供さんはナイーブです。子供のころならOKだったことも、そうでなくなっているかもしれません。必ずご本人の許可を取りましょう。
■女の赤ちゃんの入浴中の写真。大事なところがしっかり映っている。→その赤ちゃんが思春期を迎えたとき、好きな男性に見られても恥ずかしくないでしょうか。また、女児を好む成人男性を喜ばせても平気ですか?
②防犯系
■今から家族全員で海外旅行に行って来ますという書き込み。→空き巣に入ってくださいといっているようなものです。
■家で手元にある現金数十万円の写真。→自宅に現金があるなど、絶対に他言してはなりません。
■小学生の子供さんのお顔と併せてフルネームが映りこんでいる写真。→今時の誘拐犯は「○○ちゃんだね。お父さんが入院したから病院へ連れて行くようお母さんから頼まれたよ。」といって連れ去ります。
③悪口系
■自分の上司はいかにデキが悪いかを綴った内容。→自社の価値を落とすのは、自分の首を絞めているのと同じこと。
■パーティの最中に「このパーティ楽しくないから帰りたい」という書き込み。→もし主催者が見たら傷つきませんか?
■イベント会場で主催者が分かる写真を載せ「会場はガラガラです」とのコメント→その会社の方が見たらあなたのことを軽蔑するでしょう。
4.他に気をつけるべきこと
例えばプライベートが充実していますとか、高価なものを買いましたとか、家族旅行から帰ってきました等は、人を傷つけたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性は低いため、ご自身の判断でアップしても大丈夫です。
周囲の方から妬まれることはあっても、それは妬む方の心が貧しいだけ、と私は思っています。芸能人でない限り、炎上することも考えにくいでしょう。
それよりもSNSで恐ろしいのは、アップした内容が自分のイメージを作ってしまうこと。
例えば2週間に1回の頻度でお酒の席での写真をアップし、他の内容は発信しなかった場合、周囲からは「あの人、毎日呑んでいる」と取られてしまうことがあるのです。それが会社や、ご近所の方の間で噂になっても大丈夫か、という配慮も必要です。
後々、いやな思いをしないため、発信する内容には十分気を配りましょう。
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