3 労働法が追いついていないとは?
「労働法が追いついていない」とはどういうことですか?とお聞きすると、その社長はこうおっしゃいました。
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現在の日本の労働法は随分前に作られたもので、「勤務実態が無い社員に給料を支払う」ことを認めていない。出社して、タイムカードを押して、勤務実態がある人に給与が支払われる形になっている。
大手企業も在宅ワークを導入しているけれど、自宅のパソコンでのログイン時間をカウントしたりして勤務実態を作るなど、莫大な費用をかけてシステムの整備をしている。
中小企業やベンチャー企業にはそんな体力はないけど、もし上場して公の会社になろうと思うと、そこは避けては通れない道だ。
かといって、法律を変えるまで待つなんて、ベンチャーとしてはナンセンス。
配車システムの「ユーバー」がしているように、自分たちがうねりを作り、逆に政府が法改正せざるを得ない状況に持っていくくらいの気概が必要よな。
それが、ベンチャーの役割やと思うんや。
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4 Woo!の役割について
続けて社長は、Woo!の役割についてもこんな風におっしゃいました。
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ただしうねりを作るには、僕たちがいち会社の社内で働き方改革を進めているだけではあかん。
女性活躍について社会に先人をきって発信し、僕たちのように実践する会社や経営者の考えを広めてくれる存在が必要になる。
また、働き続けることを諦めている女性に対して「女性活躍を進める企業も増えている!自分らしい働き方を掴み取っている女性も増えている!だから一緒に頑張ろう!」と女性側に火をつけてくれる存在が必要になる。
それが、Woo!やと思うんや。特に関西はそんな媒体が無いから。だから、Woo!には頑張って欲しいし、僕たちはWoo!を全力で応援しようと決めてるんや。
胸が熱くなりました。
Woo!は「関西の働く女性による、関西の働く女性のためのサイト」ですが、その為には、働く女性の受け皿である関西の企業の意識や働き方を変えていけるサイトになる必要があると常々思っていました。
まだまだこれからではありますが、先進的に考え取組を進める企業を一社でも多く紹介し、うねりを作っていけるサイトになれるよう、編集部一同これからも頑張ってまいります。
頑張るでー!おぉー!!!!!(笑)
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