関西の働く女性の皆さんこんにちは。ベラジオコーポレーションの三浦です。
女性が活躍する会社になるためには何から始めれば良いのか・・・そんな悩みを抱えている企業は多いはずです。私たちも悩みながら試行錯誤し、少しずつ進み出しました。
1 何からすれば良い?開始はココから。
私たちの会社では2020年に女性社員割合30%を目標に活動をしています。当初は何から始めれば良いのか全くわからないまま、「女性活性化プロジェクト」が立ち上がりました。
第1回目の会議では「女性従業員が働く環境で『改善が必要』と思う点」をメンバーで話合い、あらゆる角度から、意見を出し合いました。
これらの意見を元に、今後の改善策や提案書を作成、作り直しを何度も繰り返して、新しい制度を実現させようと奮闘していました。
そんな時、上司から女性活躍推進している某企業様のベンチマークに行かせて頂ける機会がありました。
およそ2時間程でしたが、メンバー全員を魅了したのが、「指針手帳」です。
全ての規則・制度が手帳を開くと記載されている事や従業員の目標や考課、ヒアリングなど指針手帳を元に計画的にされていたのです。
また、何より手帳のサイズが持ち運びやすい!そして記入しやすい!という事。
弊社の現状では各自持っている手帳や、全社でクラウド管理されているもの、メール配信されるものなど情報量が多すぎて何を見れば良いのか迷ってしまうほどです。
会社の規則、規定などの変更事項がバラバラに管理されていたので、手帳ひとつで探す手間が省け、古いものは削除していける!という点で『良いものは、真似しなきゃ!』と動き出しました。
2 1つのモノを形にすることさえも困難が。
指針手帳を真似るため、メンバーの山本さんを筆頭に早急に会社手帳の提案書として提案1・提案2・提案3と作成したり、手帳デザイン決めの為に業者様へ依頼したり・・・と動き始めました。
しかし、実際は完成される手帳のイメージが、個々で異なっており、
「これは入れるべきだ!」「これはいらない!」「サイズはこっちだ」
「色はこれがいい」「形はこっちがよい」「この内容で全員みるの?」
「むしろ全従業員分いる?」「いつ見るの?」
とあらゆる事で、プロジェクトメンバーの意見がバラバラになっていました。
これでは、会社に提案書を投げても通るわけがありません。
また、手帳サンプルが会議の時に間に合わない。お願いしていた事と違う・・・。など問題点が出てきました。
最終的には、今後の運用方法を考える上で、毎回その費用をかけるの?膨大な費用になる!全員の意見が一致しないと無駄遣いになってしまう!という事で「女性活性化プロジェクトではなく、手帳プロジェクト」を立ち上げよう!という事になり、女性活性化プロジェクトから手帳プロジェクト提案が出来た!という形で終結しました。
一見落着に聞こえますが、そんな簡単にはいきませんでした。
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