3 ママ友って何?
別に、ママ友を作ったり交流したりすることを否定しているのではなくて、それが楽しかったり必要だったり心地よかったら、全然良いと思う。
でもそれが、いやいやだったり、本当は嫌だけど子どもの為に仕方なくとかだったとしたら、別に無理にその輪に入り続けなくてもいいんじゃないかと思う。
っていうかそもそも「ママ友」ってなんだろう。
海外には「ママ友」という言葉や概念は無いと聞いたことがあるので、日本特有のことなんだろうな。
「ママ友」について少し気になったのでウィキペディアで調べてみた。
ママ友(ママとも)とは友達付き合いの形態の一つ。 これは幼い子供の母親であることを共通としてできた母親同士という形の友達である。 主な場合は公園や幼稚園、保育園などで知り合うことからママ友となっている。 ママ友の間では様々なトラブルが発生しており、それがママ友地獄などと呼ばれていることがある。
*Wikipedia「ママ友」より引用
ママ友地獄…そんなのあるんだ。
じゃあ友達にならなければいいのに。
なんて言うと
「何も分かってへんな!そういうわけにはいかんのでっせ!」という声が聞こえてきそうだ。
「ママ友の輪に入らなければ、
子育てや子どもの教育に関する情報が入ってこないし、
子どもたちも園で輪に入れないし、
ネットだけではなくリアルな情報網は絶対に必要やで!」
確かにそうかもしれない。
ただ、以前ある女性社長が言っていた。
「娘は今小学生やけど、私はママ友の輪にも入らないし、お茶に誘われても当然仕事でいけないし、お受験もさせないつもりやから断ってたら、今じゃ誰も誘ってこなくなったで。あの人は変わってるねって言われてるみたいやけど、でもそれで子どもに何にも影響ないし、それでええねん。」と言っていた。
うん、そういう考え方だってあるし、それでいいと思う。
じゃあ、私が交流の場に絶対に行かないかというと、そうでもない。
起業したての頃は、誘われる交流会には全て顔を出していた。中には高額なものもあったけれど、なけなしのお金をはたいて毎回参加していた。
初めての場では、あまりの緊張で「おえっ」と吐きそうになることもあったが、それでも参加していたのは「起業したてで何もわからないから、社長に必要なことはどんなことでも学んで吸収したい」という目的があったからだ。
つまり、私は、
「交流の輪に入っていることで、常に新鮮な情報を手に入れる」ことよりも、
「目的を持って参加し、その時々で必要な情報を手に入れる」ことを重要視しているのだと思う。
なんか、合理的というか、割り切ってるというか、冷たいというか…
自分勝手と言われればそれまでだが。
「なんかあったらこっちから言うので、それまではそっとしておいてください」的な感じだ。
あと、どこかのグループに所属して得られる安心感よりも、
しがらみなく1人で動ける自由の方が何千倍も大事。
…
…
…って超自己中やん!(爆)
4 こんな自分でもいいと思います。
我が家は夫婦揃って一匹狼タイプなので、休みの日に友達が自宅にたずねてくることはまずない。
ホームパーティーやイベントに誘われることもなく、家族ぐるみの付き合いをする人もいない。
住んでいるのも賃貸なので、子供会とか町内の自治会とかそういうのも全くない。
今までに「こんな夫婦に育てられた子どもたちは、社交性が皆無になってしまうんではないか…」と心配になった時期が少なからずあった。
(実際長女は以前の保育園では、友達の輪に入らず一人遊びばかりしている子どもだった)
そんな時、お世話になっている先輩社長の会社の人事担当の方と話す機会があって、こんな風におっしゃっていた。
「ずっと同じ場所にいると、新たな情報が入らず変化が無いのでいけませんね。外に出て、刺激を受けて、自分を変えていかなければ、あっという間に時代に取り残されてしまいます」
たしかにそうだ。
そこでこう聞いてみた。
「私は、交流の場にいくことが苦手なので、そういう場には滅多に行きません。ですが、御社の●●社長のような方と個別にお会いすると毎回大きな刺激と学びがあるので、それで十分だと思っています。とはいえやっぱり、交流の場に出向いた方がいいんですかね…?」
するとその方はこうおっしゃった。
「それでいいと思いますよ。うちの社長は常に動き回ってますしアンテナ感度はめちゃくちゃ高いですもんね。なので、そういう人が周りに数人いれば、必要情報としては十分手に入るんじゃないですかね。」
なんだかほっとした。
私には、貴重な数人のママ友がいるが、そう考えるとみんな情報感度が高い。
(っていうか向こうは私をママ友と思っているんだろうか…一方通行な気もするが…)
私の知らないことを知っているし、会うと刺激になる。
そういう武将クラスのママ友(なんだ武将クラスって)がいるから、別にあえて無理にママ友は増やさず、これからもこの数人を大事にしていけばいいと思っている。
まぁ、小学校にあがれば、PTAとかがあるのでそうはいかないかもしれないが…とりあえず今は、このままでいいと思う今日この頃である。
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