3 そうは言っても「無いより有ったほうがよい」?
手に職がついていないと仕事が出来ないものに関しては「Yes」です。
しかし、そうでない限り「No」です。正確に言うと、もう一歩踏み込んでほしいなと思うのです。
ここで一つの質問をします(分かりやすいように、取得したい資格があるとして)。
「その資格が手に入ったら、どんないいことがありますか?」
・就職に有利
・お金が手に入る
・自分で稼ぐことが出来る
・子育てしながらも、働くことが出来る
・子育て後に復帰しやすい
色々な回答があると思います。
次に、一番上の答えを例にとって伺います。
「では反対に、就職に有利だったら、他の資格でもいいですか?」
こう聞かれたときに
「いや、この資格がいいんです!」という方は、その資格を選んだ何か別の理由があるのだと思います。
その+α(なぜこの資格?)を明確にすることが、資格取得後、手に職をつけるための一歩だと思います。
一方で、「えぇ、まぁ他の資格でもいいんです、就職できれば」という方は、その資格は今の自分には必要ないかもしれませんね。
先ほども言った通り、資格取得はきっかけで、「取得したから手に職がつく」わけではありませんので…。
4 自分自身が心躍る選択を
ここまで「手に職をつける」ということを書いてきました。
人は誰しも、つい目先の目標達成に気をとられて、本当の目的を見失いがちです。
しかし、いつも忘れずに持っていてほしいのが「自分自身が心躍る選択かどうか」ということ。
その資格を取ったら、ワクワクする?
この仕事に就いたら、嬉しい?
もちろん、一時的に「お金のために働くこと」もあるでしょう。
しかし、お金のためにと始めた仕事(資格取得)は、「手に職がつく」というところまではいかないはずです。
人それぞれ、得手不得手があり、好きなこと・苦手なことがあります。
自分が心躍る状態は、無意識に「自分が得意とすることや好きなこと」の選択をしているということ。
心は「何を欲しているか」ということを知っています。無理をして自分の心を捻じ曲げるのではなく、その自分の心に素直に、選択をしていきたいですね。
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