働く女性のみなさん、こんにちは。二瓶 明です。
みなさんは、ひとり旅をしたことがありますか?私は学生の頃、長期休みの度にバックパックでひとり旅にでかけていました。旅をしたことのない大人には「自分探し?」「ひとりで楽しいの?」なんて言われてしまうことも多々あったけれど、やはり旅での気づきは、その後の私の人生に大きな影響を与えてくれているし、いまでも時間があれば旅に出ています。どうして私がひとり旅を勧めるのかを書いてみたいと思います。
1 “THIS IS YOUR LIFE”
この画像を見たことがある方も多いかもしれません。HOLSTEEというニューヨークにあるデザイン会社のつくったマニュフェストのポスターなのですが、数年前にネット上で拡散され、世界中で話題になりました。
これを見たときに、だから私は旅に出たいんだなと、とってもしっくりくる言葉たちが並んでいました。日本語訳を最後に載せているので、まずは英語の意味を想像しつつ、この記事を読み進めていただければと思います。
2 誰かのプランに乗っかっているだけだった
私は、大学生のときに1年間休学し、東南アジアとインドをひとりで旅しました。長期の旅は初めてで、自分だけのオリジナルな旅にしようと意気込んでいたのですが、、
実は当初「この町に行けばこれ!」といういわゆる定番のコースをクリアしなければもったいない。という気持ちがあり、もはや義務のように目的地をクリアしていく状態になっていました。おかしな話で、自分の目で見て感じる旅がしたかったはずなのに、すっかり誰かのプランに乗っかっていて、予定調和的な旅程を歩んでしまっていたのです。
プランはなんとかクリアできても、楽しめていないばかりか、ただただ疲労感が募り、こんな旅の進め方に疑問を持つようになります。
思えば私はずっとそんな選択をしてきていました。すでにある程度の見通しがついていて、準備されたものをこなすことはできるけれど、本当に誰かや何かの模倣でなく、自ら見つけたり、築くことをあえて選ぶことなんてありませんでした。
そこからは、自分がどうしたいのか、何にわくわくして、何を嫌だと感じて、何を心地よいと感じるのか…
とことん自分の気持ちと向き合うことにします。
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