3 世間が決めた制限に縛られていませんか?
“石の上にも三年”
つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるということ
–故事ことわざ辞典より引用
「~なければならない」「~するべきだ」を普段からよく言っている人や責任感が強い方などは、辛くても頑張らなくてはと思い我慢し続ける傾向にあります。
その仕事が今の自分と未来の自分のために、「やりたい!」と自分の内側からやる気が溢れ出ている状態であり、職場の方々も協力的でアドバイスやサポートや見守りをしてくれる環境であれば、それは身体が疲れていると感じても、“辛抱”という言葉で出てくることはほとんどありません。
しかし心が疲れ始めたら、前に進むことが困難になってきます。そして“辛抱しなければ”という言葉になって出始めます。
こんなとき周りのサポートや見守りがあれば、“心が疲れ果てる”ということは回避されます。
心が疲れ果てるのは、サポートしてほしいという声を上げた、もしくは、何らかのメッセージを送っているにも関わらず答えてもらえなかった時に、「一人」「孤独」「無関心」「助けがない」などを感じ始め、さらにそれでも「これくらいで辞めたらなんて言われるだろうか」とか「こんな自分は弱い」など他人の目線で自分を縛り付け、自分で自分を縛り付け、“自分一人で”頑張らなくてはと疲れている心にさらにムチを打ち、心を壊していくことになります。
4 働く上で大切なこととは?
自分が心身ともに健康であること。
自分が心身ともに健康でいれるような環境であること。
助け合いの気持ちが自らでる企業風土であること。
その企業風土に耳を傾けるリーダーがいること。
その企業風土を築くことに意識を向けている企業であること。
そうあるために、自ら動くことは大切です。声を上げることは大切です。
それでも耳を傾けてもらえることもなく、周りも心が疲弊しているような環境ならば、そこに大切な自分を置いておくことは望ましくありません。
そして転職する折には、自分が自分の価値観に従いどれほど自分を、お客様を、会社を想い活動してきたのかを明確に意識化し、自分の中の一貫性を通し、次に進んでください。
大切な自分が“生きる”ために、そして“活きる”ために仕事はあるのです。
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