働く女性のみなさん、こんにちは!日野ゆう子です。
前回、前々回と「英語が聞きにくい、通じにくいのはなぜ?」のテーマで、英語と日本語の違いについて記事を書いてきました。
※発音インストラクターが教える、英語が聞きにくい、通じにくいのはなぜ?
※発音インストラクターが教える、英語が聞きにくい、通じにくいのはなぜ?vol.2
今日はその中でも英語上達に欠かせない、英語のリズムについてさらにお伝えしたいと思います。
英語のリズムは特に、「頭では分かっているけどつい日本語の癖がでてしまう」ポイントでもあります。
なぜ癖がでてしまうのか!?その謎に迫ります。
1 日本語のリズムは均等リズム
ここで日本語のリズムのまとめを少し。
日本語のリズムは均等リズムと表現されることがあるように
言葉が同じリズムの感覚ででてくることが多い言語です。
わたしは今日学校に行きました。
スピードの速い遅いはあっても、
わたし と言うときも、わ、た、し の間隔はほぼ均等です。
文章でもこの特徴は同じです。
日本語ではどの言葉も比較的同じ間隔で話されています。
2 英語のリズムは伸び縮み
日本語の均等リズムに対して英語のリズムは伸び縮みします。
英語ではしっかり伝えたい部分は丁寧に、そうでない部分はささっとと緩急(強弱)がはっきりつきます。
これは単語の中でも、そして文章の中でもみられる現象です。
※よく強弱とはその部分だけどなる、声量を上げると思っていらっしゃる方がいますが、声量で強弱を表すのではなく
リズムの感覚(ゴムが伸び縮みするような感覚)に近いです。
information という単語だと、一番はっきり丁寧にいうのはmaの部分、その次はin (辞書をみるとアクセントが載っている部分です。)
ゴムがしっかり伸びる部分ですね。for とtionはそれに比べて早くあいまいに発音をされます。
I got it. (分かりました。)
この文章では、got の部分が協調されることが多いです。
極端に日本語風に読むと 「アイ ガット イット」 のようになりますが
実際には 「ィ ガー ㇼッ」 に近い音が聞こえます。
■次のページ>>>リズムの違いを理解するためには… |
1
2
この記事へのコメントはありません。