3.女性が活躍するリグアの舞台裏に迫る
(打ち合わせ風景。左から、川瀬社長、ワーママ社員の中田さん、女性初の営業社員の山本さん、人事部の仲さん。)
ー高野:では今からは、正社員初の育休復帰ママ社員の中田さん、女性初の営業社員である山本さん、そして人事部の仲さんにもインタビューに加わっていただきます。よろしくお願いいたします。
ー中田・山本・仲:よろしくお願いいたします。
ー高野:ではまず中田さんにお聞きしたいのですが、中田さんはなぜリグアさんに入社されたのですか?
ー中田:私は2004年、ちょうど創業の年に中途採用で入社しました。当時のリグアは、北浜にあるレトロビルの再生事業に携わっていましたが、そこの受付や秘書といったオフィスワークの採用募集を見つけました。以前より「人と関わる仕事がしたい」と思っていたので、応募し、採用頂きました。
以来、会社の成長と共に様々な仕事に携わらせて頂いて、入社当時は長く続けるつもりなんて全然無かったのに、早いもので今年で12年になります。
ー高野:長く続けるつもりが無かったにも関わらず(笑)、こうして続けておられる理由は何でしょうか?
ー中田:実は私は20代半ばの頃に一度「会社を辞めたい」と川瀬社長に言いに行ったことがあります。「海外にワーキングホリデーに行きたい、そして英語を話せるようになって将来は英語を活かした仕事につきたい」なんて急に思い立ちまして、今思えば恥ずかしいのですが…。
ー高野:よくある、自分探しの旅ですね(笑)わかりますー!
ー中田:退職の覚悟をもって面談していただいたのですが、川瀬社長にこう言われました。
「英語を話せるようになって日本に戻ってきても、英語を活かせる仕事をすぐに見つけるのは難しいと思うよ。リグアでも英語を活かせる仕事が今後出てくるだろうから、英語を学びたいなら修行という形で行って、またリグアに戻ってきたら?」と。
自分のことを思って、そんな風に言って頂けたのがとても嬉しかったです。そこからは辞めたいことなんてすっかり忘れて、また一生懸命仕事をするようになりました。ベンチャーなので、日々大変なことはありましたが、持ち前の根性と皆さんの支えで、ここまで続けてくることができました。そして気づけば、社内恋愛で結婚し、育休復帰して2児のママとして働いています。
ー川瀬:そういえば中田は「将来は稼いでいる人と結婚して、専業主婦になる」と言っていました。
ー中田:そんなこともありましたね…。すると川瀬社長が、「今の彼氏はどこで働いてるんや!」と早速帝国データバンクで平均年収を調べて下さって、「現実は甘くないから、自分も働いた方がいいよ」とアドバイス頂いたんですよね。そして納得した私は、またそこから頑張って働くようになりました(笑)
ー高野:社長というか、お父さんみたいですね(笑)素敵な関係です。
ー川瀬:僕は社内恋愛推奨派ですよ。お互い会社の状況がわかって結婚するのは、本人たちにとっても、会社にとってもプラスだと思っています。応援し、支え合うことができますしね。おかげで中田は、育休から復帰した今でも、社内で重要なポジションの管理部で活躍してくれています。頼もしい限りです。
当社では、パートさんも育休を取得されますが、結婚して子どもが生まれても、みんな辞めないのではないでしょうか。
ー高野:それは何故ですか?
ー川瀬:辞める必要がないからです。「子どもは日本の宝や!」と僕はよく言っていますが、子どもは小さい頃はよく熱を出したり病気になりますよね。そんな時、子どもにとってはお母さんが一番なので、休んで看病してあげることは当然だと思っています。本人も、休みたくて休んでいるわけではありません。
ー中田:私は本当に恵まれた環境でワーママをさせてもらっています。こうして話をしていると、川瀬社長をはじめ、会社のみんなに対しても改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。とはいえ、子どもの病気でいつも休むわけにはいかないので、そんな時は実家の両親に預かってもらうこともあります。仕事と育児・家事の両立は、周りの協力なくして成立しないですよね。
ー高野:おっしゃる通り、家族も会社もみなチームですよね。
ー川瀬:さすがに、今は社員数も増えてきたので、個別対応ばかりでなく、ある程度のルール化は必要だと思っています。ただ当社には「子どもを産んでも続けられる」という文化があるので、これからもより良い形を作っていけると思います。人事部の仲さんに、そのあたりの整備を頑張っていただくつもりです。
4.人を大切にする会社、リグア。
ー高野:山本さんは、4月にリグアさんに入社されて、初の女性営業ということですが、入社のきっかけを教えて頂けますか?
ー山本:私はもとは関東出身ですが、「大阪で働きたい」という気持ちが強く、以前より大阪で働いていました。前職までは服飾関係で働いていたのですが、その会社が経営不振で私も転職をすることになり、そんな時ご縁があったのがリグアでした。
最初は、「勢いがあって、ハードルが高そうな会社」だと思っていたので、「30歳を超えた自分には無理じゃないか…」と尻込みしていましたが、実際に川瀬社長に面接してもらった時に「この人の下で働いてみたい!」と純粋に思いました。
ー高野:何をするかも大切ですが、やはり誰と働くかが大きいですよね。
ー山本:はい。入社して実感するのですが、川瀬社長って本当に温かいんです。今日も「初の女性営業だから早く結果出さなって焦らんでいいよ!」とメッセージを頂いて、気持ちが楽になりました。
ー川瀬:これは、彼女の上司の文元から「山本さんは責任感も強いし、きっと初の女性営業ということで気負っているだろうから、焦らなくていいって一言いってあげてください!」とラインが来たからです(笑)彼は本当にきめ細やかな心遣いができる人間なので、本当にいつも助かっています。
ー高野:素敵な連携ですね(笑)!リグアさんの社風は本当に温かいです。話は変わり、仲さんはだいぶ以前からリグアさんにおられるのですか?
ー仲:いえ、そう言われることが多いのですが、私が入社したのは今年の3月です(笑)。もとはリクルートで22年働いていました。リクルートは大変いい組織で、特にモチベーション、人を育てるという意味で最高な環境を与えてもらっていました。じゃあ今度はその環境を提供できる側になりたいなと思うようになり、転職活動を始めました。そんな時にリグアの求人を見つけました。
ー川瀬:実は、仲さんは大学のアメフト部の先輩なんです。
ー仲:周囲からリグアがすごく勢いが出てきているとは聞いていましたが、実際に川瀬社長に会って今後のビジョンを聞いた時に、さらに興味が湧き、人の成長や組織を作っていけるならばと思い参画を決めました。
ー川瀬:仲さんは熱いですよ。当社では新卒採用の2次選考の段階で合宿を行うのですが、その合宿の最後に、仲さんは感極まって涙を流していたんです。人に対してこんなに熱くなれるなんて、本当にすごい人だとその時思いました。
ー高野:お話を聞いていると、精鋭メンバーがどんどん参画しておられて、ますます面白いリグアさんになっていかれるのが伝わってきました。では川瀬社長、最後に今後の展望を教えて頂けますか?
ー川瀬:はい。僕は今40歳ですが、45歳までの5年間が勝負だと思っています。この5年でどこまで行けるか。リグアはおかげさまで、関西では多くの方に知って頂ける会社になりましたが、全国的にみるとまだまだです。今後も、日本全国の人に健康と安心を提供できる会社をめざして、社員一同しっかり頑張ります!
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熱く、温かく、ユーモアがあり、魅力溢れる川瀬社長。「長く続けるつもりはなかった」という社員さんたちが、どんどん会社の中心メンバーになって活躍していかれる理由が、今回のインタビューでよく分かりました。「子どもは日本の宝!」と公言される川瀬社長のもとで、これからも多くの女性が活躍していくこと間違いなし!川瀬社長、中田さん、山本さん、仲さん、ありがとうございました!
株式会社リグアについて
創業:2004年10月1日
事業内容:整骨院・鍼灸院業界に対する「運営」「経理」「情報」の経営支援事業
大阪本社:〒541-0047大阪府大阪市中央区淡路町2丁目6-6淡路町パークビル2号館8F
代表者:川瀬 紀彦
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