3.発想を転換すると、院長の仕事がぐんっと面白くなった。
仕事に対して、自分自身がまだ満足のいく結果が得られていなかったですし、「人の上に立つならもっと勉強してから」という思いがあったので、最初は院長なんて私には無理だと思い、上司にもそう伝えました。
でも、最終的に引き受けたのは、「チームキャプテンとして私らしいチームを作ってみよう」と思ったからです。
私は小学校の頃からずっとバレーボール部に入っていてバリバリの体育会系で育ちました。
院長になった当初は「院長は監督だ」と考えていたので、その立場でどうしていけばよいか悩むことが多くありました。
でもある時、院長はキャプテンなんだということに気づきました。「そうか、バレーボール部の時と一緒だ。みなをまとめる立場ではあっても、みなと同じ目標に向かって、一緒に頑張る仲間なんだ。」そこから気持ちが楽になり、少しずつ院長の仕事をしていけるようになったと思います。
この発想の転換は、院長をしていく上でとても大きな出来事でしたね。
4.院長の仕事の醍醐味とは?
院長になってみて思うこと。
私の中にも、歯科医師という医療人としての思い、院長という経営者やマネージャーとしての思い、メンバー達の味方で同じ目線でいたいという思いなど様々ある上に、メンバー1人1人の思いもある。すべてが合致することはなかなかありません。
そんな中、みなに納得してもらえる指針を示すために、思い悩むことも多々あります。でも、考えの違う人々が集まってチームを作り、試行錯誤しながらメンバーが成長し、チームとして結果が出る。これを一番近くで感じられることこそが、院長という立場の醍醐味だと今は思います。
これからも、私たち一人一人が成長し、活き活きと働ける職場を作っていきます。そして、患者さんにも、働くメンバーにもみなから愛されるクリニックであり続けたいと思います。
ハンサムWoo!manプロフィール
タクデンタルクリニック(一般歯科、歯科口腔外科、訪問歯科、在宅歯科診療等)
院長 小林 千恵(こばやし ちえ)さん
歯学部を卒業後、医療法人乾洋会トミデンタルクリニック入社。自身の技術も磨きながら、院長と衛生士のパイプ役として仕事をする経験を経て、2011年8月にタクデンタルクリニックの新院長を任される。現在は、院長の仕事に加えて院の広報活動も行いながら、仕事の幅を広げている。
小林さんが働くタクデンタルクリニックのサイトはこちら
2
この記事へのコメントはありません。