働く女性の皆さんこんにちは。本日ご紹介する、関西で働く素敵な女性は、Woo!シェアリストとして人気記事を執筆頂いていている青山 雅子さん。現在はメーカーの研究職として働きながら、週末起業ブロガーとしても活躍され、プライベートでは1児の母でもあります。「やりたいことは全部やる!」と人生に前向きでパワフルな青山さんに本日はお話を伺いました。
1.青山さんってこんな方。
学生時代は、マクドナルドのマネージャーや、京セラ創業者である稲森和夫氏主催の京都賞のボランティアスタッフを経験。大学卒業後はメーカーの研究職として働きながら、週末はビジネス活動やイベントの企画・開催を行う。過去には100人規模のクリスマスパーティーも主催。現在は”週末起業ブロガー”として手帳セミナー等を開催したり、ミス・グランド・ジャパンの公式ビューティーキャンプ講師を担当するなど、活動の幅を広げている。
2.なんでもできる女性になる!
ー高野:本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、青山さんは子供の頃から「バリバリ働く志向」でしたか?
ー青山:小さい頃から、「女性も自分でお金を稼ぐことが大切だ」と感じることが多々あり、「将来は子どもを産んでも働くぞ!」と思っていました。小学生の頃から保育園に子どもを預けて働く姿をイメージしていたくらいです(笑)
小学生から高校生までは、手に職をつけたかったので、建築士になりたいと思っていました。ただ、大学受験では第一志望の大学に行くことができず、理系で化学が好きだったこともあって、京都にある国公立の理系の大学に進学しました。
ー高野:第一志望に行けなかったとはいえ、国公立で理系の大学に入れるってすごいですよね~さすがです!大学時代は、どのような学生さんでしたか?
ー青山:高校生までは勉強しかしていなかったので、大学になって弾けたのかもしれません(笑)大学の勉強以外にサークル活動もしていましたし、マクドナルドのバイトではマネージャー職も経験させて頂きました。その他にも、進研模試のバイト、巫女さんのバイト等、様々なバイトを経験し、更に学生団体にも所属しながら、毎日お弁当も自分で作っていました。
昔から結構アクティブなタイプで、「やりたいことは全部やる!」という気持ちが強かったですね。
ー高野:ものすごいアクティブですね。何が青山さんをそうさせているのでしょうか?
ー青山:インタビューでもよく聞かれます。もともとの性格もあると思いますが、21歳の時に母を亡くしたことが大きかったと思います。当時母は48歳だったのですが、その時に「自分の人生が48年と考えると、とても短い。」と感じました。
そして「人生は一度きりだから、やりたいことは全部やっておく!」と強く思うようになりました。
ー高野:そうだったのですね。21歳でお母さんを亡くされる、辛いご経験をされているのですね。では、就職活動は結構考えて企業を選ばれたのですか?
ー青山:ちょうど就活の時期が、母が亡くなった時と重なっていたので、正直就活のことを考える心の余裕がなくて…。
当時の私は「いい大学に行って、いい会社に行って、ずっとコツコツ真面目に働くのが幸せだ」と考えていました。また、母が生前に「理系の大学に行ったのだから、理系の職種に進めば?」と言っていたので、「関西地区で、化学の仕事ができる研究職」と調べていくと、自ずと数が限られるてくるんですよね。
その軸で選んだ会社を受けて、結果的に3社内定を頂き、その中から現在の会社で働くことを決めました。私は2009年入社なのですが、就職については比較的恵まれている時期でした。その直後にリーマン・ショックが起こり状況が一変したので、世の中何がおこるかわからないと思いましたね。
ー高野:理系職で新卒で入社された場合、どのような感じで新入社員時代が進んでいくのですか?私は文系だったので、「みなとりあえずは営業経験しろ!」という感じでしたが、そうではないですよね?
ー青山:そうですね。研究職と言っても細かく言うと分析をする会社です。なので、入社して半年間は研究の現場に配属され、現場の仕事を覚えながら色々と指導されました。その後、「測定して解析して結果説明を行い、報告書にまとめる」という一連の分析の仕事を一人前にできるようになっていく感じですね。
ー高野:何を分析されるのですか?
ー青山:製品になる前の工業材料の問題点について分析しています。例えば「スマホの液晶画面に使用されている粘着剤がうまくくっつかないので、その原因を調べて欲しい」という依頼が来るので、分析して原因を究明していくという形ですね。バリバリ化学の分野の仕事をしています。
ー高野:すごいですねー!私は超適当なタイプなので絶対向いていない仕事なんだろうなと思います…。青山さんは、もともと分析派なのですか?
ー青山:そうですね…分析は好きですが、化学の世界に入ると「センスがある人には敵わない」と実感しました。化学向きというか、思考回路もセンスも何もかも違う人はうようよいる。
でもなぜこの分野で頑張ろうと思ったかというと、「何でもできる女性になる!」と決めていたからなんです。
「マクドナルドでマネージャーを経験させてもらったから接客についてはOKだな、営業も出来そうだしOKだな、じゃあ次は、苦手かもしれない化学の分野に挑戦してみよう!」って。
もともと「好きを仕事にする」という概念を知らなかったので私の頭の中にはその選択肢は無く、「自分の目標達成のために仕事をする」という気持ちの方が強かったです。
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