3 「一度やってみてからでも遅くない」
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管理職になるよりも、専門職(スペシャリスト)としての道を極めたかったのに…。そう思う人もけっこう多いのではないでしょうか。
中略
やってみてもいないことを想像だけで「向いていない」「楽しくない」と判断してしまうのは、とてももったいないからです。実際、やってみたら「思いのほか、楽しかった」「自分はこの仕事が好きだということがわかった」「けっこう向いているかも」と分かることが、往々にしてあるからです。
*「仕事にも人生にも自信がもてる!女性管理職の教科書」32P-33Pより抜粋
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現場の仕事が好きだから、リーダーはやりたくないという女性の方のお話はよくお聞きします。確かに、現場の仕事はリーダーよりも直接お客様やリアルな場面に接することも多く面白いですよね。そこでうまくいっていればなおさら、その状況を変えたくないという気持ちが働きます。
でも、小川さんがおっしゃるように、たしかに「一度やってみてからもで遅くない」ですよね。やってみて「やっぱり現場の仕事が好きだ!」と再確認できたとしたら、その後の仕事の幅も大きく広がります。
また本の中には、「自分の仕事は自分でコントロールする」「自分で手綱を握るというスタンスをとる」というフレーズも出てきます。
管理職になると、経営層と現場の板挟みになったり、自分以外のことに振り回されてしまうイメージってありますよね。
でも逆に、管理職になり決定権や裁量がある程度与えられるからこそ、周りに振り回されず、自分軸をしっかり持っていれば、環境は自ら変えていくことができる。
小川さんの実体験や具体的な事例のお話には説得力があり、管理職になりたての女性や管理職を打診されている女性にとっては「やってみたらできそうだ」という希望になることがたくさんありました。
4 「まずは自分の手の内を明かす」
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「部下が言い出しやすい」関係をつくるために、できることの1つは「自己開示」です。つまり、日頃から、自分自身をさらけ出してオープンに伝えていくことです。自分が何を思っているか、どんなことを考えているか。
*「仕事にも人生にも自信がもてる!女性管理職の教科書」174Pより抜粋
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いや〜本当に、まさにその通りだと思いました。
部下には、色々と相談してほしいし、頼られるリーダーになりたい女性は多いと思います。ただ、部下の立場からすれば、どんなことをして、何を考えているかわからない上司に相談はしにくいし、ましてや本音は言えないものですよね。
現在私は、関西の働く女性による関西の働く女性のためのサイト「Woo!」を運営して1年になりますが、サイトを立ち上げた当初は、まったくメンバーに対して情報開示をしていませんでした。
・今こんなことで悩んでいるなんて言うときっとみんなを不安にさせてしまうだろう
・運営でうまくいかないことが多すぎて、こんな共有ばかりだとみなモチベーションが下がるだろう
・先日こんなアドバイスを受けたが、果たしてそれがあっているのかどうかわからない
・朝令暮改ばっかりで自分の気持ちを開示する暇がない
どういう風に開示していいのか分からず、自分の中に溜め込んでしまっていましたが、そうなると不安やイライラが自分の中で溜まり、発する一言にトゲが出るようになり、結果的にチームの雰囲気は悪くなっていきました。
今は、だいぶ運営のやり方が分かり、Woo!についても喜びの声をお聞きすることが多くなってきたので、自分の気持ちも含めてメンバーには自己開示、情報開示ができるようになりましたが、そうなるとチームの一体感が出て、「もっとこうしてはどうか?」というアイデアもどんどん上がってくるものだと実感しています。
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まだまだご紹介したい部分がたくさんなのですが、Woo!はなにせ「4コマ」なのでこれ以上掲載できず…(爆)
ご興味のある働く女性の皆さん、是非ご覧になってみてください!
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