働く女性の皆さんこんにちは。最近、パラレルキャリアという言葉をよく聞くようになりました。皆さんは「パラレルキャリア」についてご存知ですか?もしかしたら、自分は意識をしていないけれど、実は「自分の働き方」はパラレルキャリアだった…!なんてこともあるかもしれません。
1 パラレルキャリアの定義について
ピーター・ドラッカーの著書によると、歴史上はじめて人間の方が組織よりも長命になったために、人は組織のみに頼らず、それとは別に第2の人生を始める必要が生じたという。その第2の人生のひとつがパラレルキャリアである。
近年のパラレルキャリアの論調は、軸足はあくまで本業の会社におき、社外活動であっても何らかの形で本業に結びつけることを意識し、社外との関わりを作ることを指す場合が多い。この点が、本業と全く関係ない仕事を時間外に行う副業と異なる点だ。パラレルキャリアを推奨することで、企業は従業員の教育コストと時間を省いて従業員に新たなスキルを習得させることが可能になる。
*引用元:Wikipedia「パラレルキャリア」
へぇーそうなんですね!副業や趣味など、仕事とは関係ないようなことでも色々と取り組んでいることを「パラレルキャリア」というのだと思っていましたが、あくまでも本業の会社に軸足を置きながらステップアップをはかるというのが、本来の意味のパラレルキャリアだそうです。
2 企業の視点から見たパラレルキャリア
日本は、皆さんもよくご存知の通り、少子高齢化によってますます労働人口が減少していきます。あと数年後には「1人が1社にだけ所属する」という状態では、人材が足りない時代になると言われています。
そんな中、企業が優秀な人材を確保するには、社員さんを自社のみに縛るのではなく、自由に様々なキャリアを積むことが出来るように副業OKにしたり、仕事以外の時間でボランティアやスキルアップに積極的に参加できる働き方を推進する必要があります。
既に、東京ではパラレルキャリアが浸透しつつあるとお聞きしていますし、企業も柔軟な働き方ができるように仕組みを変えていっているようですが、関西にも遅かれ早かれその流れがやってくるでしょう。
となると、
「労働人口が減って、企業は人材が欲しくて必死だということは、働く側にとっては売り手市場で、就活や転職活動も今よりも楽になるんじゃないだろうか!」
という淡い期待を抱いてしまいそうですが、それがそうでもなさそうなのです。
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