3 印象に残った部分を一部ご紹介
ではまず『「私らしさ」のつくりかた』から、印象に残った部分を一部ご紹介させていただきますね。
断言させてください。好きなことを仕事にして、自分らしく生きていくチャンスは、だれもが持っています。 *P7より抜粋
ハッとさせられる文章でした。好きなことを仕事にしているのは、世の中の特別な一部の人たちだけでなく、誰にでも実現可能なことなのですね。 —
アメリカ「WIRED」誌の創刊編集長ケヴィン・ケリー氏は、「1000 True Fans」という理論を唱えました。「1000人の本当のファンをつくれば、どんな仕事でも成立する」というものです。 *P9より抜粋
仕事をする上で大切なのは、人脈をやみくもに広げることではなく、人との間にしっかりと信頼関係を構築することだと思います。信頼関係で繋がった「自分応援団」が1000人いれば、きっと自分一人ではできないことも実現できる。今の私には、果たして何人のファンがいるのだろう…?と考えるきっかけにもなりました。 —
「私らしさ」をつくるということは、いますぐ私らしさを一言で説明することではなく、それよりも「私でよかった」と思えるような自分になること、そして、そういう思いで毎日を過ごすことなのだと思います。 *P53より抜粋
自分のことを、シンプルに相手に伝えることは大切です。でも、それはとても難しいことであり、私らしさは自分の成長にあわせて常に変化するものでもある。無理に口で説明するよりも、「私でよかった」と思える自分になり、日々を過ごすことで私らしさは創られるのだと知り、心が軽くなりました。 —
自分自身をレアカード化するー たとえば、自分がなにかの分野で100人にひとりの存在だった場合。そのままだと希少性はそこまで高くありませんが、ふたつ組み合わせれば1万人にひとり、3つ組み合わせれば100万人にひとりの存在になれる。そうすることで、カードゲームのレアカードのように自分の希少価値を高められる、という考えかたです。 *P72-73より抜粋
なるほど!強みを3つ組み合わせるというのは大きな発見でした。1つの強みで人より抜きん出るのは至難の業です。でも、かけあわせることでより自分の希少価値を高めることができ、結果的に「●●だったらあなたにお願いしたい!」と向こうから言ってもらえる存在になっていけるのですね。 —
ブログもマイペースに10年以上つづけていますが、ブログをはじめた初期から読んでくださっている読者のかたが、女子未来大学の授業に来てくださることもあります。「継続は力なり」です。 *P121より抜粋
猪熊さんは、とても華やかで賢い方なので、すぐに今の状況を作られたように思っていましたが、地道な努力があってこそだと改めて気づきました。継続して培ってきたものは、そう簡単には崩れないですよね。 本の中には、ブログだけではなく、SNSツール(faecbook、インスタグラム、Twitter等)の活用についても、それぞれの特徴を捉えてどう使い分けるかが分かりやすく書かれています。猪熊さんの各SNSツールのフォロワー数は数千人規模ですが、それも基本的なことを大切にし、土台づくりをされているからなのだと思いました。 —
「弱い私」をさらけ出す勇気を持つ *P205より抜粋
弱い自分をさらけ出すのは、簡単なことではありません。でも自分をさらけ出せないままでは、共感は得られず、きっとファン1000人には至らない。変なプライドは捨てて、素直に周囲を頼る勇気は何歳になっても必要ですね。 —
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