働く女性の皆さんこんにちは。小川由佳です。
上司との面談で「今後会社でやってみたいこと」を毎回聞かれるのですが、私にはやりたいことや明確な目標がなく返答に困ります。やりたいことを見つけたいのですが、自分に何が向いているか分かりません。どうすれば自分のやりたいことを見つけられますか?
このような質問を受けることがあります。
私がやっている「自分のやりたいことの見つけ方」
自分が何をやりたいのか? なかなか見つけられなくて悩む・・・という方は多いように思います。
私は、やりたいことを見つけるためには、
①自分がどのようなことを好むか、自分の価値観を明確にする
②自分は何ができるのか、どんなことが強みなのかを明確にする
③自分の価値観や強みに合致する対象(仕事、もっというと、周りから求められること、ニーズ)を見つける
この3つが大切であると思っています。
このうち①や②は、比較的簡単に取り組むことが可能です。
①価値観を明確にする
まず①について。
価値観とは「その人が大事にしていること」です。価値観が満たされているとき、あなたは喜びや充実感などポジティブな感情を感じていることでしょう。一方、価値観を阻害されたとき、イライラやモヤモヤなどネガティブな感情を感じていることと思います。
言い換えると、あなたの感情が動いたとき、根っこにはあなたの大事にしている価値観があるということです。なので、感情が動いたとき、その根底にはどのような価値観があるのだろう、自分は何を大事にしているんだろう、と考えてみることで、自分の価値観を見つけることができます。
例えば、以下のような質問を自分にしてみてください。
あなたが充実感や満足感、やりがい、喜びを感じたのはどんなときですか?その瞬間を思い出してください。たくさんある場合は、一番あなたを表していると思うものを選ぶといいでしょう。
思い出しましたか?
では、考えてみてください。
その瞬間、あなたにとって一体何がいいのでしょうか?
そのとき、どんな価値観が尊重/反映されていましたか?
例えば、「相手と一体感を感じられていることがいい」ということかもしれませんし、「全体が全てあるべきところにまとまった感を感じられるのがいい」ということかもしれません。何がいいかは、人によって全く違うでしょうし、正解があるわけでもありません。
ご自身の言葉で、価値観=大事にしていることを表現してみましょう。
「充実感や満足感、やりがい、喜び」というポジティブな感情の根っこを見てきましたが、ネガティブな感情の根っこもしかりです。以下にいくつか質問を記しますので、それぞれの質問の回答を考え、その根っこにどんな価値観が隠れていそうか、考えてみてはいかがでしょうか。
-あなたが怒りや憤り、イライラ、不快感を覚えたのはどんなときですか?
-あなたはどんな人に魅力を感じますか? その人達のどんなところに惹かれますか?
-今までで、自分が最も誇りとする業績/達成事項は何ですか?
どんな些細なことでも、人から見て取るに足らないようなことでも、何でも構いません。
■次のページへ>>>続いて②③を見ていきます
1
2
この記事へのコメントはありません。