Chapter3.これからの私
ーウォーキングを通して実現したい未来は?
竹澤:みんなで「日本の健康寿命を延ばそう!」というメッセージを世の中に拡げて行くことが私の目標です。現在は高齢化社会ですが、寝たきりで長生きしても、幸せとは言えないと思います。寿命を延ばすのではなく「健康寿命を延ばす」ことが大切です。少し前に「メタボ」という言葉が流行りましたが、現在は「ロコモ」という言葉が注目されています。ロコモティブシンドローム(運動器の障害により要介護リスクが高い状態になること)により、寝たきりになってしまうケースも多いんです。厚生労働省が発表している要支援・要介護の原因ベスト5のうち、4位が骨折転倒、5位が関節の疾患です。その大きな原因は運動不足。さらに4位と5位のパーセンテージを足せば、1位の脳血管疾患をはるかに上回ります。
こういった疾患も、ウォーキングで解消ができます。以前75歳の女性の生徒さまから「私、失禁が治ったのよ!」とお電話を頂きました。お腹やお尻の筋肉、骨盤底筋群を意識して頂いた結果なのですが、デイサービスのスタッフの方も大変驚いておられたそうです。
杉浦:「健康に長生きできるかどうか」はとても重要ですよね。竹澤さんは、見た目がモデルさんのように美しいので、「竹澤さんの教えるウォーキングはファッション感覚的なウォーキングだ」と思う方もおられるようですが、医療現場での経験や裏付けられた理論のもと、日本の健康に寄与される仕事をされている。本当に素晴らしいと思います。お子さんから年配の方まで…竹澤さんのこれからのご活躍がますます楽しみです。微力ながら僕も応援させて頂きます!
【インタビュワー所感】
大きな目に、小さな顔に、抜群のスタイルに、女性であれば誰もが憧れる美貌の持ち主である竹澤さん。一方で内面は、ストイックで、本気で世の中をウォーキングから良くしていくという思いに溢れておられる男前気質。このギャップに見事にやられたインタビューでした。Woo!の読者の働く女性の皆さん、女子大生の皆さんも是非、竹澤さんのウォーキングスクールに足を運んでみてください。本当にありがとうございました!
【竹澤摩佑子(たけざわまゆこ)さんプロフィール】
お名前:竹澤摩佑子 勤務先:株式会社マティ
MATYwalkingschool代表ウォーキング講師。悩んでいた腰痛は、姿勢を正すことで痛みが改善され、心まで明るくなったことから姿勢や歩き方の効果や重要性を実感。薬剤師の資格も持ち、「身体の健康と心の健康は正しい姿勢から」をモットーにセミナーや研修、TV、ラジオ等で幅広く活躍中。スクールの生徒は幼稚園児から90才代までおり、幅広い年齢層に適した姿勢や歩き方を指導している。(年齢、プロフィールはインタビュー当時のもの)
作成日:2016年7月7日
インタビュー/ライティング:高野美菜子
竹澤摩佑子さんは、性別や年齢を問わず、未就園児から90代の方まで幅広い層の方にウォーキング指導をされています。竹澤さんにお仕事を頼みたい方は下記からお問合わせ下さい。
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