Chapter3.これからの私
3-1:ササモモさんの使命
ーササモモさんがドローンを通して実現したいこととは?
初めは、「ドローンが好き」という気持ちでがむしゃらに動いていました。ただ、仲間やメンバーが増えていく中で「この人たちと一緒に、日本を変えられることが出来ないか」と真剣に考えるようになりました。1人では出来なくても、60人いれば可能になる。だったら、その可能性にどんどんチャレンジしていこうと。
先程もお話しましたが、これからはドローンジョプラスのメンバーが、ドローンを活かし、手に職をつけて経済的に自立できる支援がしたいと思っています。今年はそのモデルケースとなる女性が3〜5人生まれる予定ですが、その人たちを見て、他の女性たちに希望を与えられるようになりたいですね。その一環として、昨年末からAIRは「Kanatta」というクラウドファンディングサービスも始めました。
ー女性ならではの発想でドローンの活用法は更に広がる?
はい、ドローンは何とでも相性がいいので、女性の柔軟な発想を活かせば様々なことが可能になると思います。例えば「育児×ドローン」「アロマ×ドローン」など、可能性は無限大ですし、女性の緻密さや繊細さがプラスされることで、今までに無いものが生まれるとも思います。そういった意味で、女性の視点には大きな期待を寄せる企業も多いですね。ドローンジョプラスに「+」をつけたのも、女性の発想を活かして様々な企業と繋がり、プラスαをどんどん生み出したいと考えたからです。
3-2:働く女性へメッセージ
ードローン×女性の未来は明るい?
今後伸びていく産業であることは確かですが、ドローン業界にはまだまだ女性が少ない状況です。つまり、女性にとってそこら中にチャンスが転がっているということです。また具体的にやりたいことが見つかっていなくても、ドローンジョプラスに入ってみることで道が開けることがあるかもしれません。ドローン業界の皆さんは、本当に良い方々ばかりで、素敵な環境なので、女性の方でも気負いせず、男性に混じって自分らしく仕事ができるところも良いと思います。一緒に頑張りましょう!
【インタビュワー所感】
「努力は夢中に勝てない」という言葉が私は大好きです。お話をお聞きする中で、ササモモさんがまさにドローンに夢中であることが伝わってきました。ただそれは、自分がドローンに夢中ということだけではなく、後に続く女性のために本気でドローンを通じて世の中を変えようとされている。ササモモさんの想いに触れ、私も人生で大切なことを思い返すことが出来ました。ドローンに少し興味がある方、またそうでない方も、一度ドローンジョプラスの扉を叩いてみてはいかがでしょうか?
【佐々木桃子(ささきももこ)さんプロフィール】
お名前:佐々木桃子(33歳) 勤務先:株式会社AIRドローン事業部 / Dアカデミー関東埼玉校 ドローンスクール講師 / 慶應義塾大学SFCドローン共創コンソーシアム研究所員 / 尚美学園大学特別講師、フライト時間200時間以上
2015年10月、専業主婦からドローン操縦士を目指し、2016年個人で事業開始。同年6月から株式会社AIRドローン事業部ドローンジョプラス代表として全国を回り150箇所6500名の一般のドローン操縦体験者を輩出。現在、ドローンをきっかけとした『女性の雇用拡大、次世代のキッズ育成にドローン教育の導入を発展させ、日本の未来に貢献すること』を目的にチームメンバーは60名と様々な事業に取り組んでいる。(プロフィールはインタビュー当時のもの)
作成日:2018年1月30日
インタビュー/ライティング:高野美菜子
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