3.チーム力向上の秘訣その2.「スタッフ個人の希望と会社の希望の上手い落とし所」を考える。
2つ目は、「個人と会社のベストな落とし所を考える」です。役職についてからはいろいろな判断をすることが多くなったので、視点が変わり、物事の解決方法が変わりました。
どこが変わったかというと、スタッフ個人(わたし)の希望と、会社(みんな)の希望の上手い落とし所を考えるようになったところです。最初はその判断を間違え、スタッフに迷惑をかけることもありましたが、このバランス無くしてはチームが軌道に乗らずポジティブにならなかったはず。
ただ、小さな会社なので個々の努力は求められますが、「今いるスタッフの幸せが一番で、その結果会社が成長する」という軸で行くと、良いサイクルになると思います。
これから子育てや介護などと仕事を両立していくスタッフも多くなりますし、
直近では育休から復帰を予定しているスタッフもいるので、
ポジティブに仕事にも他のことにも向き合ってもらえるような業務の仕方なども考えていきたいです。
4.チーム力向上の秘訣その3.家族に応援される。
さらには「スタッフの家族(特に子供たち、配偶者)にもスタッフがアーキテクトタイタンで働いていることを理解してもらえるようにしたい」と考えるようになりました。
企画・デザイン業は勤務もハードですし実際何をしているのか目にみえにくい仕事だと思うので、家族に理解してもらって、応援してもらえれば、きっとスタッフももっと安心して働けると思ったからです。
そこで、家族の参加を募ってレクレーションを企画しました。取引先の新潟にある農業法人さんのところに泊まりがけで田植え・稲刈り体験をかれこれ3年続けています。きっかけは取引先からのお誘いと、スタッフが何気なく「子供たちに稲を触らせたい!」という一言から始まったのですが、子供たちは大変喜んでくれているみたいですし、大人同士も皆で温泉に入ったり、食事を共にして交流を深められていると思います。
今では、以前より自分の肩の力が抜け全体を見られるようになり、むしろ「役職の仕事は面白い!」と思えるようになりました。
ハンサムWoo!manプロフィール
有限会社アーキテクトタイタン(企画・デザイン業)
執行役員 笠嶋 彩子(かさしま あやこ)さん。
大学卒業後、一旦はフリーランスとして働き、有限会社アーキテクトタイタンに入社。入社以降は、大手企業のWEB制作開発や、店舗の企画設計など幅広い仕事に携わる。2010年に課長に就任し、2014年より現職。
笠嶋さんが働く有限会社アーキテクトタイタンのサイトはこちら
2
この記事へのコメントはありません。