ネットショップを始める女性が知っておきたい5つのポイント


3.【強みその1】女性は買い物の決定権の7~8割を握っている!

文さん後ろ
(画像:リトルムーンではスタッフと意見を出し合い、女性の感性を活かしたヘアアクセ開発を行っています。)

家族で何かの消費財を買うとき、こんな経験をした男性はいないでしょうか。

「これを買うかどうか、結局最後は妻の意見が通るんだよなあ」「それならまだいいよ。うちは最初から妻が決定権を握っているんだから」。

大きな買い物である車といえども、妻の考えが影響力を持っていそうです。たとえば「4人家族で子育て真っ只中」という家庭において「俺は二人乗りのスポーツカーを買う!」と押し切れる男性はほぼいないのではないでしょうか。きっと奥さんに一睨みされて終わりです(笑)。

女性はこのように、独身のときだけならず妻として母として、家族の生活消費の決定権の多くを握っています。夫のワイシャツやネクタイも妻が買う家庭も多いでしょう。決断の回数も男性よりはるかに多い。夕食のおかずを何にしようか、買い足すべき生活用品や衣服は何か…。

女性は日々決断しています。

ネットショップもリアルの購買行動と同じ。女性が購入の決断をすると思われる商材で溢れています。ネットショップは自動販売機ではなく究極の接客業と言われています。普段は買う立場にいる女性が、仕事で売る立場につくことは、サイト作りや接客に活きるでしょう。なにせ、買いたい人の気持ちが分かるのですから。

女性が持つ生活者視点や買い物経験は、大きなアドバンテージにつながるのです。

4.【強みその2】女性の生活者視点は、商品開発にも活かされる

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最近の家電製品は、機能の良さに加えておしゃれなものが数多く登場しています。今までは、典型的な日本の会社で“おじ様の視点で開発した商品”がほとんどでした。それが悪いとは言いませんが、私はよく「冷蔵庫や炊飯器はどうして白いんだろう」と不思議に思っていました。白い家電は家の中で浮いてしまい、馴染まないのです。

白物家電が白たる由縁を調べてみたところ、高度成長期に普及した家電に“清潔感を演出するためと思われる”とありました。しかし今は、そういう時代ではありません。女性の社会進出が進み、大企業の開発部にも女性が増え始めました。

「どんな商品・サービスがあれば自分達が嬉しいか。自分らしい生活を楽しめるか」。そう感じる人が増え、女性ならではの視点や感性がより活かされるようになったのです

私は数年前、証明写真の自動撮影ボックスに「美肌」ボタンがあるのを発見したとき思わず唸りました。自動撮影機の写真写りはあまりよくない気がしますが、たとえ自動の証明写真であっても、「美肌」サービスが数百円高くても、やっぱり美しく見せたいというのが女性心理です。このニーズに気づくのは女性であり、この数百円の付加価値が大きな粗利を産むでしょう

ネットショップも同じ。女性商材を扱うお店であれば尚更そうだと思います。たとえば総菜屋さんのネットショップであれば、「この商品はもっと小分けにして販売したほうが、子供を塾に送り出す前の“中食(なかしょく)”として便利。かえって経済的だ」といった具合です。店長が顧客と同世代の子供を持つお母さんなら、特にいいでしょう。メルマガも商品ページも調理法コンテンツも作りやすくなります。

ネットショップには利点がいくつかありますが、顧客の反応が迅速に可視化されていくところもその1つ。小分けにした惣菜についたレビューは、おそらく女性からのもの。それを見て他の女性が購入を検討し、スタッフはレビューから次の商品開発のヒントを得ることができます。弊社もヘアアクセサリー開発やヘアアレンジのコンテンツ作りに女性スタッフの意見を多く取り入れています。

『女性がネットショップに向く5つの理由〜後編〜』を次回はご紹介します!お楽しみに!

■文美月さんが運営されているリトルムーンインターナショナル株式会社のサイトはこちら
http://www.rakuten.ne.jp/gold/han-world/
■動画コンテンツページはこちら
http://item.rakuten.co.jp/han-world/c/0000001614/


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リトルムーンインターナショナル株式会社 文美月
人生一度きり!やりたいことやっちゃいましょう。

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