3 社長がどのようにメッセージを発信していくのが良いか?
女性活躍を進める上で大切なのは「トップの方の本気度」「メッセージとしてそれをどのように発信するか」。
atWillWorkの藤本さんがおっしゃっていたことは、
・ビジョンは示すが、具体的な行動は社員を信じ、任せて欲しい
・失敗を許容する文化を作ること(すぐに罰しない)
・トップと話す機会を定期的に設け、現場の声を聞くことを恐れないこと
岸口さんは、
・トップは本気度を職員に向けて発信し続けることが大切
(実際この4月に専任者となり、専任者説明会において、2人の役員と2時間みっちりディスカッションを行い、本気度を感じた)
ファシリテーターで、女子未来大学のファウンダーとして女性支援を行う株式会社OMOYAの猪熊真理子さんは、
・女性活躍推進やダイバーシティ経営の自社での意味、「なぜそれをやるのか」を明確に組織に伝えること、何度も伝えること
・体外的な発信も重要だが、外ばかりで中(社内)には伝わってないということがないように、内部に伝えることが大事
とおっしゃっていました。
4 これからの時代に、社員がイキイキ働ける会社のあり方とは?
最後に、「社員の可能性を最大限活かすことがえきる強い会社とは」というテーマでみなでパネルディスカッションを行いました。その中で4人が共通して口にしたのは「柔軟に変われる会社である」ということでした。
変化を恐れない、前例がないことに逃げない、世間の常識を疑い柔軟に変わること。これだけ世の中の変化が早い時代の中で、変わることを拒んでしまえば、自社だけ取り残され、存続することはできない。自社自らが変わっていく勇気が大切ということでした。
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参加者の満足度も大変高く、学びの多いセミナーでした。
女性活躍やダイバーシティだけに関わらず、これからの時代は会社も個人も過去の成功体験にとらわれず、柔軟に変化していくことが求められているのですね。
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