子育でイライラする理由と、正しい対処について〜子育て研究家の解説〜


3.子供と親の自分軸の調整による相互成長

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初めての育児の時

例えば読書が趣味で好きな作家の新刊が出たらすぐに購入し
通勤の時に少しずつ読んだり
友達と飲みに行き終電をのがして朝までカラオケをしたり
デートで映画を観に行ったり
一人で買い物に行き試着したり

そんな当たり前で結婚しても
子供が出来ても続くと思っていた
自分軸で送れる日常が
子供が出来たら全然できない

そんなストレスを抱えていても

1年がたち、2年がたち、3年がたち…

少し楽になっていることに気がつきます。

自分でご飯を食べたり
トイレに行ったり着替えたりという
身体的成長に伴い
親が友達と話をしているから
話が終わるまで待つ等の
精神的に成長するからです。

そしてそれにより子供が
あなたの持つ自分軸に合わせることを
学んできたからです。

と、同時にあなたも子供がいるという
新しいスタイルに合わせて
自分軸を調整してきているからです。

子供の成長と共に
親も成長しているのです。

余談ですが二人目が産まれると
上の子供もやっと調整してきた自分軸が
下の子に乱されてしまい持て余し赤ちゃん返りを引き起こします。

そしてママ自身も調整してきた自分軸を
また調整し直さないといけないので
これまたストレスが生まれるのです。

1度調整で苦しんだ経験を持っていると
2度目以降は少し楽に調整できるため
一人目の同時期、例えば一人目の嫌々期より二人目の嫌々期のほうが
少し楽に調整できるためストレスは少ないのではないでしょうか?

4.まとめ

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今までは誰しも皆、自分軸を認めてくれる家族・友人・恋人、
そして自分軸を互いに調整しあう
いわゆる距離感や尊重しあったり
ある一定の規律の下での関係で
生活をしてきました。

ところが子供が生まれると
自分が!自分が!自分が世界の中心!
と、自分軸に合わせることのみを主張し
こちらの自分軸を全く無視されるなかで
生活を送ることを強いられます。

そのなかで
「私だって自分の時間がほしい」
「私だってゆっくりご飯が食べたい」
「私だって…」
「私だって…」
と、考えるのは自然なことです。

理想と現実がかけ離れ
育児にイライラし自己嫌悪するのは
誰しもが抱えてる当然の感情です。

昔から子育ては親育てといいます。

育児中は絶対に人生のなかで
一番、親が成長する時期です。

子育てにより自分軸の調整力がつき
それにより対人スキルが
格段に上がっていることは
疑いようがない事実です。

子供が巣だつまで
何回オリンピックがあるでしょう…

全てのママに毎日、金メダルをあげたいと筆者は思っております。


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五十嵐なつみ
育児とは子供の数×親の数×出来事だけある、まさに育児書通りにいかない無限の選択のある仕事です。あなたオリジナルの育児の参考になるものご提案します。

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