3 尊敬する男性上司の存在
なぜ今の自分があるのか聞いてみると、
「上司に恵まれた。とても尊敬しているので頑張ってこられた」
「社長と仕事をして、この人みたいに仕事ができるようになりたい!と思った」
と、男性の上司の方の存在が必ず出てきます。
具体的に、上司や社長のどのような部分が自分のやる気に繋がったかお聞きすると
「自分のことをすごく理解してくれているので、何でも相談できた」
「仕事に誇りを持っていて、尊敬でき、ついていきたいと思った」
「役職につくことを迷っていた時、君ならできると背中を押してくれた」
いった返答が多くありました。
4 上司としてできることは何か?
もちろん、その女性の皆さんは、素直で、向上心があって、
上司としても育てたくなる存在だということも大いにあります。
(卵が先か鶏が先かの議論のようになりますが…)
ですが、女性ロールモデルがいない状態であっても、
直属の上司が、
この人みたいになりたい!
この人のもとで頑張りたい!
という存在であれば、人は頑張れます。
「女性のロールモデルがいないから、女性が育たないのだ」
と片付けてしまうのではなく、本当の原因は何なのか考えてみると、
直属の上司が目指したくなる存在ではないということが多々あります。
自身が女性部下の方に与える影響についても、日頃から考えていきたいものです。
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いかがでしたか?女性が育たない原因を、安易に「女性ロールモデルがうちにはいないからだ」と言ってしまっては、そこで終わってしまいます。仕事に男女の差はありませんし、素敵な上司は男女問わず素敵ですよね。最近は、プライベートを大切にしながら働く男性管理職の方も少しずつ増えてきましたし、全員が「自分は後進のロールモデルなのだ」という意識が大切なのだと思います。
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