3 叱れる上司になるための大切な視点とは?
改めてこれらのセリフを振り返ってみて気づくのは、
ほとんどのセリフが「自分視点」ということです。
「叱る」ことができないのですね。
「自分視点」モードを、「相手のために」という「相手視点」モードに切り替えるべく、
過去、いろいろ試行錯誤してきて、ちょっとずつ自分なりの方法を見いだしてきたような気がします。
私が、相手のために必要なタイミングでスムーズに「叱る」ことができるように、
1つ自分に言い聞かせている大切な視点があります。
それは、
ということです。
「叱る」というのは、相手にとって耳の痛いことを伝えること。
叱った瞬間、また、その後の研修の時間において、
相手から「叱ってくれてありがとう」と感謝されることはまずありません。
逆に、相手がイヤな気持ちになる可能性大です。
相手に嫌われる可能性だって、相手に反発される可能性だって大きいです。
これを恐れていては、「叱る」ことはできないのですが、
どうしても恐れてしまいそうになる自分がいます。
それを乗り越えるために、
「今じゃなくても、いつか『あのとき叱られてよかった』と思ってもらえる」ことを目指すことにしています。
4 「叱る」は自分が試される
実際、講師の役割は、相手と仲良くすることではありあせん。
もっとも重要なのは「相手が社会人として巣立っていけるようにすること。」
その軸がぶれないようにするために、
「今じゃなくても、いつか『あのとき叱られてよかった』と思ってもらえればいい」
というセルフトーク(心の中のつぶやき)は、私にはかなり効果的です。
「叱る」こと。
はっきりいって、こちら(自分自身)が試されているなあと思います。
言ってみれば「自分育て」。
奥が深いです^^
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