「Stop痴漢バッジプロジェクト」を運営する松永弥生さんインタビュー。


3.実際には、男性の支援者も多い。その理由とは?

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彼女が被害にあわなくなったということは、犯罪者が減ったということです。

つまりは、痴漢冤罪被害も減ったということなんです。

よくよく話を聞いてみると「男性も被害者」なんですよね。多くが善良な方々なのに、一部の犯人のせいで、男性も痴漢に間違われないために、電車では手をあげてのったり相当に気を遣っておられる。男性も、加害者の被害にあっているということが分かりました。

ただこういった取組みをすると「冤罪被害が出たらどうするんだ!」と男性側からの批判が増えて、取組が立ち消えてしまうこともよくあるそうなんです。でも、この「Stop痴漢バッジプロジェクト」は違います。誰のことも攻撃していません。だから、男性にもこのプロジェクトを応援したい!という方が多いんです。

この取組みが求められ、応援されていることは分かった!じゃあ缶バッチを作るためのお金はどうしようか!

ということで、クラウドファンディングで制作費を集めることにしたら、冒頭にお話したように、いっきに100万円に届く勢いにまでにもなりました。

4.誰にとっても他人事じゃない。Stop痴漢バッジプロジェクト

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次に考えたのは、「広報」つまり広げ方です。バッチを作って、自分たちが一個ずつ周囲に配るのも大事なのですが、それでは大きくは広がっていきません。

「こんな取組みをしているんだ!」ということをより多くの方に知って頂くためにどうするかと考え、

缶バッチのデザインコンテストをしてみよう!デザインを応募してくれた人が、「今私がデザインしたものが載っているから見て!」と友人や周囲に広げてくれるはず。そうすれば、この取組みを知る人が、10人、100人と広がっていくのでないか。

と考えました。

するとそれを聞いたある会社の社長が、クラウドワークスさんをご紹介くださって、クラウドワークスの方にこの構想をお話すると、「これは良いアイデアだから記者会見を開こう!」といってくださって、あれよあれよという間にメディアにも多数取り上げて頂き、

3週間で440点ものデザインが集まったんです!!

驚きと共に、もう本当に周囲の皆さんに感謝です。

頂いた缶バッチのデザイン案は最終的には、5つに絞ります。ただどれも素敵なデザインばかりで、正直選ぶのに苦労するなーという気持ちもあり…。クラウドファンディングで寄付をして下さった方々が、デザインに投票できる仕組みにしました。皆さんの手で選んだものが、5つのバッチになるんです。

なぜ「5つ」にしたかというのにも、こんな狙いがあります。

1,女子高生といってもみな好みがあるので、自分の好きなデザインのものをつけてほしい
2.1つのデザインのみだと、「あーこのバッチ知ってる」と周囲も慣れて風景化してしまうので、違うものをつけることで喚起し続けたい

この取組みをはじめて、色々な方に話を聞く中で、「実は私も、学生の頃痴漢にあったことがある。でも誰にも言えなかった」という方が多いことを知りました。さらに「その時に自分が何もできなくて、未だに女子高生たちが被害にあってるなんて」と責任を感じる人が多いことも分かりました。でも責任を感じる必要なんてまったくないんですよね。悪いのは加害者なのに。

またこれは「ああ~女子高生だけの話ね」と思う方も多いのですが、誰にとっても他人事ではありません。

「もし、自分の娘が大きくなって被害にあったら?」「自分の孫が痴漢にあったら?」そう考えると、誰だって自分の大切な身内をそんな目にあわせたくない。現在の、未来の被害を一人でも減らすように、私たちはこれからもこのプロジェクトを浸透させていきたいと思います。

クラウドファンディングは2月1日まで開催。デザイン投票は1月13日まで対応いたします。

Stop痴漢バッジプロジェクト」のデザイン投票を行なっています。
あなたも寄付をして、缶バッジのデザインを選んで、この取組みを応援してみませんか!?

Stop痴漢バッジプロジェクト
http://scb.jpn.org/
痴漢抑止バッジをつけて、痴漢行為から身を守ろう!【Stop痴漢バッジプロジェクト】痴漢は犯罪です。私たちは、泣き寝入りしません。

クラウドファンディングURL
https://faavo.jp/tokyo23/project/806


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マイメディア 松永弥生
フリーライターとして、関西の情報を発信してきました。自社のビジネスを発信する方に、文章講座や電子書籍出版のサポートをしています。 

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