自分が大切にしたいことは何ですか?
大切なのは自分が何を大切にしたいのかということです。何度かお伝えしている「価値観」です。
例えば「家族が大切」ならば家族を大切にするのは何を満たすためなのかを自分に訊いてみてください。その答えは「安心」を満たすためかもしれません。また「繋がり」を満たすためかもしれません。
もし「安心」を大切にしたいのであれば、「安心」できる環境を会社の中で整える役割を担うかもしれません。もし「繋がり」を大切にしたいのであれば「繋がり」が更にできる行動を起こす役割を担うかもしれません。
私たちが大切にしている「価値観」は、考えるより先に自分の中から突き動かされる感覚を与えてくれます。
自分が何に突き動かされているのか、何を大切にしているのかを大切な自分に訊いてみてください。これは誰もが持っていますから。
何に向いているかより何を大切にしたいのか
時おり「自分が何に向いているかわからない」という言葉を聞くことがあります。何に向いているかはやってみないとわかりません。
例えば「走る」という行動を捉えたとき、短距離に向いているのか長距離に向いているのか、走ってみないとわかりません。行動していくうちにどれが得意なのかがわかってきたり、どのようにすればできるようになるのかわかってきたりするものです。
まずは自分を突き動かすものが何であるのかを自分に訊いてみてください。大切なものは何であるのか、何を大切にしたいのか。忘れていたり、押し込んでいた宝物が自分の中心にあります。必ずあります。
その大切なものがわかったとき、会社のビジョンの中で自分の大切なものを大切にできる行動に落とし込むこと。それこそが自分がやりたいことです。
どうぞ大切な自分の内なる声を聴いてあげてください。
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