「自分に合った勉強法」が見つかれば学びは加速する!
キャリアカウンセラー資格はいくつかあったので比較検討し、説明会に行って直接話を聞く中でCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)を取得することに決定。毎週1回の通学(9時~18時)と自宅での勉強がスタートしました。
それからというもの、短い隙間時間を見つけてはテキストを開き、ひたすら暗記。子どもの歯医者さんの待合室や習い事の教室で「いつも本を読んでいますね」と言われるほどでした。
子育てと家事は突発的なことが起こりやすいので、まとまった自分の時間を作るのは難しく、子どもを寝かしつけた後にやろうと思ってもつい、一緒に寝てしまい・・・(笑)
夜はすぐに眠くなる「朝型」なので、たとえ短い時間でも昼間の隙間時間にギュッと集中した方がはかどりました。
また、勉強といってもテキストを開いての暗記ばかりでは飽きるので、通学講座で知り合った仲間と話しながら確認し合ったり、情報交換をしたり、新聞を読んだり、セミナーに参加したり。「静」と「動」を組み合わせて飽きない工夫をしていました。
いろいろ試して自分のやる気が上がる勉強法を見つけられたら、あとはどんどん楽しくなると思います。
資格取得後、それをどのタイミングでどのように活用するか?
私の場合は合格後すぐに、募集が出ていた公的機関に応募し、キャリアカウンセリングの実践現場に入ることを選びました。「とにかくまず実践!」と思ったからです。
「一人前になってから」「もっと経験を積んでから」とも思ったのですが、いつ一人前になるのか、どんな経験をどこで積めば充分なのかがわからなかったのです。だったら「今、一歩踏み出すことが経験になる!」と発想を切り替えました。
そうして「取得したばかりだから」とためらわずに思い切ってトライしたことが、次の仕事、また次の仕事へとつながるきっかけになったのです。
その後は行政、大学、企業の仕事と経験を積み、仕事をやりながら足りないと感じた部分を補うためにまた新たな資格を取得し、勉強会に参加し、それによってまた新しい仕事を受けるようになり・・・と、好循環が回り始めました。
キャリアカウンセラーとして大学で働く人、行政で働く人、企業で働く人、個人にカウンセリングをする人など、同じ資格を持っていても仕事のフィールドは本当にさまざまです。また、取得したからといって何かが保証されるわけではないこと、自分で広げていかなければならないことは、どの資格でも同じだと思います。
今はコンサルティングと講師業と企画の仕事をメインにしていますが、「何をやりたいか」「何が自分らしいか」を考えて実践しながら自分の強みを活かして進んでいくこと、同じ資格を持っている人との差別化をすることが、資格の活用にはとても大切だと感じています。
育休中も焦らず、人と比較せず、自信を持ってぜひいろいろなことにトライして楽しんでみてくださいね!「学び」「資格取得」はその中の1つに、あると思います。
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