「学生だからと萎縮しないで」−エクスで働く長谷川由利子さんが3年目の今、思うこと


Chapter2.これまでの私

2-1:大学生時代

ー大学生の時はどんな学生だった?
普通の大学生でしたよ。でも他の人と少し違うところは、途中で大学を変えたことでしょうか。初めは経済学部だったのですが、「自分のやりたいこととは少し違う。社会学部の方があっているのではないか」と思い編入しました。社会学部では、幅広く色々研究しましたが、私の所属していたゼミの先生が東日本大震災の研究をするということで私も大学院へ進み、その研究のお手伝いをすることに。震災関連の論文も書きました。
でも…大学院の時の修士論文は女性の婚活についての論文を書きました。

ー婚活をテーマに卒論とは初めて聞いた!
はい。身近にいる友達を捕まえてはインタビューをしていました。固くなく、身近で面白と感じる内容をテーマに論文を書きたいと思っていたからです。ちょうど結婚について考え出す年齢でもあったので、婚活をテーマに選んだことは良い勉強になったと思いますね。

2-2:就職活動について

ー就活で意識していたことは?
私はこだわりが強い方なので、自分が納得するまで様々な会社をみてまわりました。初めはITとは違う業界を志望していましたが、実際そこで働く会社の方とお話してみると「自分のやりたいこととは少し違う」と思うことが多々ありました。また、たとえ自分の希望する会社に入社できなかったとしても、そこで理想の自分像に近づけるよう最大限努力しようと思って就活していました。最終的にはIT業界に進みましたが、文系である社会学部からIT企業に入社するのは別に珍しいことではないので、特に抵抗はありませんでしたね。

ー大学院に進むと就活に不利と聞いたことがあるけど…
院に行ったとしても、2年間何となく過ごしているだけであれば、当然就活には不利だと思います。逆に、2年間で様々な経験をして、自分の価値を高めることが出来れば、有利に働くと思いますよ。また私は、院生時代にプチ社会人のようなことを経験していたので、学部卒の人よりはスッと社会人になることが出来たというメリットがありました。

→自分の判断軸を持つ大切さ…


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