Chapter3.これからの私
3-1:今後の展望
ー営業の仕事について3年目、今の心境は?
営業の仕事は面白いですね。私の場合は「北村さんは自由にのびのびさせた方が伸びる」という上司の育成方針があったようで、いきなりぽーんと営業の現場に放り出され、最初の商談から一人で動いていました。新人のうちから、自分で考えてなんとかするしかない状態で戸惑うことも多くありましたが「こうするべき」という型がない分、その場の状況やお客様にあわせて、臨機応変に対応する力が身につきました。今では逆にあの環境で営業としてスタート出来てよかったと思っています。
ー北村さんのお客様には社長が多いと聞いたけど…?
はい、そう意識していたわけではないのですが、結果的に社長様が多いですね。当初は、フレグランスの機械を置いてもらうために、なりふり構わず高級外車ディーラーに飛び込み営業しに行きました。すると「この子、ガッツがあるね」いうことで、少しずつ契約をいただけるようになり…また商談が進むうちに、役職者や社長とお話することも増え、そこでバイクレースの話になり「君、面白いね!」と、お知り合いの社長を紹介してして頂くようになりました。
ー仕事とレースの両立で大切にしていることは?
会社にバイクレースを応援して頂いているので、レースで成績を残したい思いはもちろんですが、「仕事で恩返しする」という思いが強いです。去年は「仕事で結果を出すこと」を特に意識した1年で、運の要素もあるのですが、お陰様で営業1位の成績を残すことができました。 ただバイクのレースに関しても社長から「優勝トロフィをはやく持って帰って来てや。まだ一個しかないで(笑)」と言われているので、バイクのレースでもしっかり勝ちに行きたいですね。個人的には、将来会社にバイク事業部が出来ると素敵だなと思っています。
ー北村さんが大切にしてきた想いやこれからの展望は?
直感を大切にしてきました。人との出会いや人生の選択において、最初に違和感を感じたことは、後々うまくいかなくなることが多く、逆に最初にビビッと来た直感はあたることが多いと思っています。あとこれからの目標や展望としては、30歳までに結婚できたらいいなぁと思ったり(笑)、定年なくずっと働けるって素敵だなと思うので、将来は家で着物の着付け教室をするのもいいなと思っています。 バイクレースに関しては、私が生きる上でレースは必要不可欠なので、もちろんこれからも続けていきます。年を重ねてもバイクレースを続けている人は多いですし、体を普段から鍛えておく必要があるので皆さんいくつになっても若々しくて健康的ですよ。
3-2:働く女性へのメッセージ
ー働く女性にメッセージを!
やりたいことがあったらまずはやってみようと伝えたいですね。「あれがしたい、これがしたい、でも忙しいから無理だ」ではなく、とりあえずやってみると、道は開けると思います。やってみなければわからないことも多いですし、行動にうつさなければ人生は前に進みません。もしやってみて違うと感じたとしても、それは気づきになりますし、次のことはその時にまた考えればいい。またその時々で一生懸命頑張っていれば、人生は必ず良い方に進んでいくとも思います。あとは…私がサーキットを走っている姿を見て「バイクを買った!」という女性の方もおられるので、女性でバイクに乗る人もどんどん増えていくと良いなと思っています。
【インタビュワー所感】
直感を信じ、やりたい道を突き進めるのは、それだけ行動してきたから。思い切って行動してきたから、失敗もうまくいったことも含めて、全てが自分の自信になり、確信になり。だから、次目の前にきたチャンスも、しっかり掴み取ることが出来る。人生が好転する人ってまさに北村さんのことを言うのだろうなと勉強になりました。北村さん、本当に有難うございました!
【北村保奈美(きたむらほなみ)さんプロフィール】
お名前:北村保奈美(27) 勤務先:株式会社ポート フレグランス事業部 営業
日本調理製菓専門学校卒業後、料理人を目指し京都へ、その後ポートに入社。『記憶する香り。』をコンセプトに、香り空間演出のプロデュース。プライベートでは、ライダーとしてオートバイレースや、着物着付け師として活動する、充実した日々を送っている。
(プロフィールはインタビュー当時のもの)
記事作成日:2018年4月26日
インタビュー/記事執筆者:高野美菜子
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