「海外に出て、本当に大事なものが見えてきた」−ストリートスマート タイ支社で働く二瓶明さんが伝えたい思い。


皆さんこんにちは。Woo!編集長の高野美菜子です。今回インタビューさせて頂いたのは、株式会社ストリート・スマートのタイ支社の責任者として働かれている二瓶明さん。ふんわり柔らかな雰囲気の二瓶さんが併せ持つ大胆な行動力は、私たち働く女性に勇気を与えてくれます。ぜひ、ご覧ください。

Chapter1.今の私

1-1:二瓶さんが働くストリートスマートのタイ支社

ーストリート・スマートとは何をしている会社?
当社は企業向けのクラウドサービスの販売、販売後の教育支援、業務に入り込んだコンサルティングを通して働き方変革の支援を行う会社です。現在私が働いているタイ支社では、Googleが開発しているクラウドツール「G Suite」の販売をメインに、それに付随する教育支援やコンサルティングを行っています。

ータイの会社にGoogleのサービスを導入しているの?
当初はタイの日系企業に対して支援をさせて頂いていましたが、最近は現地のローカル企業にもサービスを展開しています。とはいえ、日本とタイは働き方の前提や文化も違うので、日本での切り口がタイでは通用しないことは日常茶飯事。例えば日本では「G Suiteにはメール、資料共有といった様々な機能があり、それらを活用することで働き方をより良く変えていける」という切り口が響いたとしても、タイではその切り口はあまり響きません。トライアンドエラーを繰り返しながら、ようやくタイのこと掴めるようになってきました。

1-2:二瓶さんのお仕事

ー二瓶さんはどのようなお仕事をされているの?
私の仕事は、タイ支社での一連の業務全てです(笑)全体のマネジメントをしたり、日系企業へ営業をしたり、セミナーに登壇したり、技術的な支援やコンサルティングを行ったり…タイ支社はまだ規模が小さく、私と数人のスタッフだけで運営しているので、その分私の仕事は多岐に渡ります。また、私たちが働き方改革をかかげ、その支援をする以上は、自社でもアイデアを出して発信していく必要があると思うようになり、ワークスタイルラボというメディアを立ち上げ、働き方に関する記事を発信しています。

ー今の仕事のやりがいは何?
今の仕事のやりがいは「文化や価値観が違う人たちと仕事ができる」こと。 タイで働いてみて、私の背景や前提は、現地の人たちのものとは全く違うと知りました。自分の持っている常識が全く通じない。ですから毎回、余計なものを全て削ぎ落とし、変なプライドも捨てて「本当に大切なことは何か」「実現したいことは何か」を自分に問い続ける作業が必要になります。そしてシンプルになった軸を共有し、「今回はこの手段でいきましょう」「今回はこんな対策を打ちましょう」とすり合わせながら仕事を進めていく。その過程は、大変だけど面白い。本当は日本にいたって同じことだと思いますが、日本では「みんな同じものを共有している(べき)」という空気が強すぎるので、なかなか経験できないことなのだと思います。

ー毎回納得して仕事を進めるためには、松林社長との方向性の共有も大事…
はい、そう思います。私は以前から「意義付けができて初めてアクションに落とせる性格」なので、自分の中で納得がいかないときは、松林に話をし、2人で議論することもよくありました。3年ほど前に、会社のミッションやビジョンをブラッシュアップする機会があったのですが、私もそのコアメンバーとして関わらせて頂いたので、社長との方向性は理解し共有しています。

1-3:タイでの働き方

ー二瓶さんは今はどんな働き方をしているの?
タイオフィスの勤務時間は9時~18時ですが、私自身は朝8時くらいに来て働くこともよくあります。タイの会社や日系の工場は朝が早く、7時、8時から動いているところが多いです。その分残業はせず17時には退社するので、私も会社に早く来て早く帰るリズムが身につき、体がとても楽になりました。よく「日本と時差があって大変じゃない?」と聞かれるのですが、タイと日本の時差は実は2時間しかありません。ストリートスマートの日本オフィスは通常10時~19時勤務なので、私がオフィスに8時に来ると、ちょうど日本と同じ時間に仕事をスタートすることになるという…(笑)また、日本側が少し残業して20時になっていたとしてもタイは18時なので問題なくやり取りができます。

ータイ支社のスタッフもフレキシブルに働いているの?
日本ではよく「残業せず定時で帰ろう!」と言いますが、基本的にタイの人たちは残業せず定時に帰るので、「残業しないなんて当たり前」という雰囲気ですね。 ただタイでは「会社で◯時~◯時間まで働く」という考え方が強いので、自分のパフォーマンスを最大限発揮するために、時間も場所も選べる働き方は、少し受け入れづらいようです。 例えば…当社にはフレキシブルデーという制度があり、月に数回「働く時間も場所も自由に自分で決められる」のですが、「タイでもフレキシブルデーを導入してみよう!私はカフェで仕事するのが好きだから、みんなもそんな風に働いてもいいよ!」と伝えたのですが「え!私達はカフェで働くなんて考えられないから無理です!」と言われてしまって…(笑) 一旦フレキシブルデーは導入しないことにしたのですが、「パフォーマンスを最大限発揮するために、時間に縛られず柔軟に働く」という感覚は、タイでも少しずつ浸透させていけるといいなと思っています。

ーその他に、タイと日本の違いで驚いたことはある?
多くの国民が国王に大きな敬意を払っていることにとても驚きました。国王が一昨年に亡くなったときも、タイの国民は1年間喪に服するということで、多くのタイの方の服装が1年間真っ黒だったんです。情報としては聞いていても、「ここまでか…」とびっくりしたし、「私はこの国の人たちの事をまだ何も知らないんだな」と思い知りました。根本的に色んなものが違うからこそ、対話する努力を惜しんではいけないと常々思います。

>学生時代から就職するまで…

 


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