Chapter3.これからの私
3-1:今後の展望
ー今は、大変だけど楽しい環境にいると?
はい、そう思います。入社1年目からタイに行かせてもらって、自分がやりたいことが出来て、日本からもサポートしてもらって…こんなに有難い環境は無いですね。また社長の松林が「ありがとう」という言葉を常にかけてくれるので、それも大きなモチベーションになっています。松林は本当に自然に、純粋に「ありがとう」と言ってくれる人です。先日ある報告をした時も目をまん丸にして「二瓶さん!そうなん!めっちゃやばない!すごいな!」って一緒に喜んでくれたり(笑)そのキャラクターや人間力には、私も随分影響を受けていると思いますし、松林という人物に出会えたのは大きかったです。
ー今後の仕事の展望は?
会社としては、シンガポールや他の国からの問い合わせが増えてきているので、オフィスがタイにある強みを活かし、ASEAN領域にビジネスを広げていきたいと思っています。またこの事業を通して、ストリートスマートな人材を輩出していけるようになりたい。どこでも生きていける・国が変わっても大切なことを忘れない・文化が違ってもそれぞれの国で判断軸を持ってビジネスをしていける…そんな人を一人でも多く輩出していきたいですね。
ー個人的な目標はある?
目標というか…自分の働き方については、日本にいるときより自由に働けているとはいえ、もっと本質的で固定概念にとらわれない働き方をしていきたいです。また、私自身が「なんか、いいなあ」と思える働き方のサンプルの一つになれればいいので、「女性経営者としてバリバリに働く!」みたいなイメージは持っていません。第一印象は、ふわふわして大人しそうな印象で見られることが多い私ですが、そんな私でも、チームを巻き込めたり、自分がやりたい働き方を実現できるということを、等身大で伝えられたらいいなと思っています。
3-2:働く女性へのメッセージ
ー働く女性にメッセージは?
一歩外に出てみて頂きたいですね。大学生の頃の私は「こうしなきゃいけない」という気持ちが強くて、今自分が知っている以外の世界があるなんて考えられませんでした。ところが、一歩外に出てみたら、全く違う世界がいくらでもあると知りました。海外に出ると、自分の常識が通用せず、今まで信じていたもが崩壊することは多々ありますが、それによって余計なものが削ぎ落とされ、本当に大事なものが見えてくる。そうなってみて私は、見える世界が変わって楽になり、仕事が楽しいと思えるようになりました。今もやもやされている皆さんは、一度一歩外に出てみる経験をされると、今よりもっと楽しく働けるのではないかなと思います。
【インタビュワー所感】
ふんわりとしたおだやかな印象でありつつも、有言実行でチャンスは確実に掴む!置かれた環境でうまくいかないと嘆くのではなく、自分が今できることを一生懸命やって道を切り開く。そんな二瓶さんの生き方はとてもかっこよく、勇気をたくさん頂きました。二瓶さん、有難うございました!
【二瓶明(にへいあき)さんプロフィール】
お名前:二瓶明 勤務先:STREET SMART(Thailand)Co., Ltd. 現地責任者 / WorkStyeLabo 編集長
1990年生まれ、仙台出身、立命館大学卒業。2014年に大阪のITベンチャーに就職し、入社1年目でタイ現地法人の設立に携わる。2015年より自身の拠点もタイに移し、現地責任者として奮闘中。 「はたらく、あたらしく」を考えるメディア Work Style Laboを立ち上げ、「既存の概念に捉われないはたらき方」を実現するため情報を発信している。(プロフィールはインタビュー当時のもの)
記事作成日:2018年4月25日 インタビュー/記事執筆者:高野美菜子
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